BRAND-NEW SCOOP
甘み・苦味・酸味の違いに驚くはず
好みの産地を発見する旅へGO
次にご紹介したいのが、スペイン王室御用達のショコラテリア「カカオサンパカ」。
同ブランドが扱うショコラの中で、特筆すべきひと粒が「ショコヌスコ」です。
というのも、その原料となる“レアルクリオロカカオ”は、メキシコ・チアパス州でのみ収穫され、かつてアステカ帝国の王だけが口にすることができたという“幻のカカオ”。非常にデリケートで生産が難しいため、一時は絶滅したと考えられていたのですが、それを多くの人々の熱意と努力でよみがえらせ、収穫・生産に成功したのが、この「カカオサンパカ」なのです!
同ブランドが今年のバレンタインに用意したのは、香りや風味の異なる9カ国産のカカオを使ったボンボンショコラ。カカオの生産から選別、焙煎からチョコレートの製造まで、トータルに手がける同ブランドならではのスペシャルセットは、個性豊かなカカオの食べ比べが楽しめるのがポイント。すべてスペインの工房から冷蔵空輸便で届く、日本限定品です。
カカオサンパカ「カカオの旅 9ヶ国コレクション」3,150円(9個入り)
センターの紋章入りショコラが「ショコヌスコ(メキシコ・王のカカオ)」。その味は柔らかくて繊細。チョコレートとレーズンやフルーツを感じさせる甘味から、深いカカオの酸味、苦味へと口の中で調和しながら変化していきます。
このほか、エクアドル、ベネスエラ、グレナダ、マダガスカル、コートジボワール、サントドミンゴ、パプアニューギニア、カメルーン産カカオを使ったチョコレートをラインナップ。味を探求するなら、お供のドリンクはミネラルウォーターを。香りと味を楽しむなら、オレンジ風味のリキュールや甘口ワイン、エスプレッソがよく合います。
ボックスにはカカオの特長が記された産地地図も封入。地図を見ながら、好みのカカオを探す、味わいの旅に出てみてはいかがでしょう。
(写真上から下へ)ドミニカ共和国産のカカオを使用し、酸味が印象的な「サントドミンゴ」、トリニタリオ種カカオの深いコク、甘みと酸味のバランスが理想といえる「グレナダ」、濃厚で香り高い「コートジボワール(COSTA DE MARFIL)」
問い合わせ先
カカオサンパカ丸の内本店☎03-3283-2238
Recommend ♯3
カカオと食材の風味が際立つ
世界一やさしいオーガニック・ショコラ
フランス中西部の2世代にわたるオーガニック農家に生まれ育ち、2000年、仏・ナントにオーガニックレストランをオープンしたジャン=ミッシェル・モルトロー氏。そのレストランで出されていたオーガニック・ショコラがクチコミで話題を呼び、その後、ショコラティエに専念することに。日本には、2012年に初めて紹介され、ショコラ好きの間で大きな話題となったブランドです。
使用する素材はカカオを含め、全てオーガニック。乳化剤などの食品添加物も一切使用していません。その口どけは、なんともやさしく滑らかで、カカオや使われているナッツなど上質な素材の風味を強く感じます。
そして、その味をダイジェストで楽しめるのが「ビオ・セレクシヨン」。フランス・ゲランドの天然塩、フルール・ド・セルを使い、シチリア産ヘーゼルナッツの豊かな香りと全体を静かに引き締める塩の相性が抜群の「プラリネ“フルール・ド・セル」、繊細にローストしたアーモンドの風味とダークチョコレートのコンビネーションが絶妙な「プラリネ・アーモンド」ほか、最高級のフレッシュヘーゼルナッツを使用した「プラリネ・ノワゼット」、サクサクと香ばしい焼き菓子・フィユティーヌの食感がアクセントの「プラリネ・フィユティーヌ・ダーク」という4種の詰め合わせです。
ジャン=ミッシェル・モルトロー「ビオ・セレクシヨン」1,785円(4種・6個入り)
※2013年1月下旬より発売
いずれもナッツが香るプラリネで、その繊細な香りと味わいの差を楽しむのも一興。
使用されているカカオは全てドミニカ産で、焙煎による香ばしい酸味も特徴のひとつです。
力強いダークショコラに包まれたプラリネとのバランスのいい味わいを、クセのないオーガニックセイロンティーやカモミールなど、香りの優しいオーガニックのハーブティーとともに楽しんで。
問い合わせ先
薬糧開発☎0120-953-200