BRAND-NEW SCOOP

2014.02.12

ベーカリーから食の世界へ
話題の新ショップが誕生

東京はいま、空前のパン屋ブーム。なかでも最も注目を集めているのが、代々木八幡の「365日」。そこにはおいしいパン、プラスαの魅力が詰まった進化型ベーカリーの姿があった。

 

 

食のセレクトショップも展開する

新スタイルベーカリー

 

2013年12月に代々木八幡にオープンした365日は、今、最も話題性のあるベーカリー。その理由のひとつは、人気ブーランジュリ、デュヌラルテで腕を振るった杉窪章匡さんのお店であるということ。杉窪さんといえば、2013年に次々と話題のベーカリーをプロデュースしたばかり。パンを愛するマニアから熱い視線を集める中で、365日をオープンさせました。

 

365日が注目されるもうひとつの理由は、ベーカリーだけでなく、食材やグッズのセレクトショップという顔を持っていること。ドアを入ると、目の前のパンの棚にはどっしりとしたハード系のパンが並んでいます。右手はカウンターのイートインコーナー。左手はあんぱんやカレーパンなど、キュートなパンが並ぶショーケース、その正面がセレクト食材の棚です。

 

セイグル40 360円(1/2は190円)

ライ麦のカンパーニュ。カンパーニュは、少人数で食べきれる小さいサイズ。

日本の食卓事情に合わせている。

 

カレーパン 240円

きのこのような形をしたカレーパンには、塊からひき肉にした

ブランド豚のキーマカレーとさつま芋のペーストが入っている。

 

▲小ぶりでかわいらしい築地御厨の野菜たちがちょこんと並んで売られている。

 

食材の棚を見ていくと、築地御厨の野菜、コーヒー豆や紅茶、卵などが並んでいます。中でも「おや?」と思わせられるのがお米。しかもミニ黒板に「精米いたします」の文字。ベーカリーにお米というのは意外性があります。

 

365日を立ち上げるとき、杉窪さんが一番に考えたのは、東京に住む生活者としての目線だった、といいます。様々に食の安全が取りざたされる時代に、本当に安全なものをどこで買ったらいいのかわからなくなっている、ということ。それならば、自分が食べてもいいと思える、信頼できる生産者の食材を販売していきたいと考えたのだとか。

 

杉窪さんのパンのコンセプトは、添加物はいっさいなし、国産の小麦のみを使い、できる限り手作り。例えば、ハムやベーコンも手作りというこだわり。だからこそ食のセレクトの信頼性が高まります。そこには美味しさはもとより、安全なものを出したいという気持ちがこもっています。

 

店名の隣に刻まれた言葉は、「食+食-食×食÷食」。

これは、食材と食材を合わせれば新しい発見があり、そこから旨みを引き出すために、何かを引き算し、また相乗効果が生まれる。それを分かち合うという意味が込められているのだそう。そうしたひとつひとつの積み重ね、日々の食事の大切さを思う気持ちが、365日という、シンプルにしてとてもインパクトのある店名に込められています。

 

オープンして3か月。まだまだこれから内容を充実させていきたいという杉窪さん。セレクト食材をもっと充実させ、イートインコーナーでもデザートなどを出していく予定があるとか。これからますます魅力的なショップとして進化していきそうです。

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