スペイン王室ご用達のグルメストアがやって来た！【二子玉川】

BRAND-NEW SCOOP

2015.04.24

2011年に登場した「二子玉川ライズ・ショッピングセンター」に4月24日、新たな商業施設がオープン。生活提案型の書店＆家電店やシネコンなど、ライフスタイル型ラインナップが展開されるなか、SUMAUが注目したのは、日本初上陸のスペイン発老舗グルメストア「マヨルカ」です！

店内にはおいしいものがぎっしり。

眺めるだけで楽しい！

ヨーロッパでは、レストランで食事を楽しむのと同じくらい、おいしくて楽しい場所がデリカテッセン。市場の中やデパートはもちろん、街角にある小さなショップにも、グルメをうならせるクオリティの高い商品がいっぱいあります。

そんなヨーロッパの素敵なデリカテッセンのひとつ「パステレリアマヨルカ」が、4月24日に日本初上陸。場所は二子玉川ライズ・ショッピングセンター・テラスマーケットです。

「パステレリアマヨルカ」は、スペイン・マドリッドを中心に展開するスペインの老舗グルメストア。お菓子の甘い香りと香ばしいペストリーの香りにつつまれた店内は、キュートなビジュアルのプチケーキをはじめ、ペストリー系も並び、眺めるだけでもワクワクしてきます。

エンサイマーダ　190円～
スペインマヨルカ島の伝統的なお菓子。プレーンのほか、約6種類のバリエーションがある。

マヨルカのお菓子

“エンサイマーダ”に注目

「パステレリアマヨルカ」の創業は1931年。マヨルカ島出身の初代オーナー夫妻は、スペイン本土の人々に“いつでもできたてのエンサイマーダを楽しんでもらいたい”という思いで、マドリードに小さなパティスリーを開きました。

エンサイマーダとは、マヨルカの伝統的な菓子パン。薄くのばした生地の表面にラードを塗り、何層にも巻いて作ります。サクサクした食感とエアな軽さが魅力です。かわいい専用ボックスも用意されているので、気軽なお持たせにもよさそうです。

地元で人気となった「パステレリアマヨルカ」は、やがてペストリーだけでなく、デリや食材も扱うようになります。そして最良のグルメ食材を求めて、発展していくうちに、ケータリングやカフェも備えた現在のスタイルができあがりました。

今では、スペイン王室のパーティーケータリングにも使われるほど高い評価を得ています。

豊富なパステレスのほか、タルタス（ホールケーキ）やエクレア、マカロン、焼菓子など、パティスリー系が充実。

デリやグロッサリーだけでなく、

カフェでワインも楽しめる

東京にできた「マヨルカ」は、気持ちのいい風が吹き抜ける二子玉川ライズ・ショッピングセンター・テラスマーケットの2階にあります。エントランス横にはオープンエアのカフェテリアがあり、ワイン片手にタパスや小さなボカディージョ（サンドイッチ）が味わえるのもお楽しみ。

店内に入ると、パステレス（プチケーキ）やポストレス（ケーキ）を扱うパステレリア、パナデリア（ベーカリー）、料理人が手作りした無添加のタパスや惣菜のあるデリカテッセン、そして食材などが本国同様の充実ぶりで待っています。

パステレスでは、伝統のエンサイマーダはもちろんのこと、クラシックな「オペラ」も人気です。こちらはマヨルカオリジナルの100%コロンビア産コーヒーを使用したベストセラー。

カフェテリアでは、ランチのほか、スペインの生ハムやチーズなどを挟んだ作りたてのボカディージョをイートインしたり、ワインとタパスで買い物のアフターにバル使いしたり、使い勝手もいろいろよさそうです。

新鮮で手作りのものを届けたいというこだわりと、創業からのレシピ、オーナーファミリーのホスピタリティを兼ね備えた「パステレリアマヨルカ」。

またひとつ東京に食の注目スポットができました。

手作りのお惣菜は本場スペインのメニューがいっぱい。素朴な味わいは日本人にもなじみやすい。

ボカディージョ
オーダーを受けてからつくるボカディージョはボリューム満点。スペインのおいしい生ハムやチーズなどがたっぷり入っている。

モーニングからディナーまで開店するカフェは、購入したものをイートインするのも可能。お買いものに疲れたらここでのんびりしたい。

Mallorca／マヨルカ

住所:東京都世田谷区玉川1-14-1 二子玉川ライズS.C. テラスマーケット2Ｆ

電話：03-6432-7220

営業時間: 8:00〜23:00

定休日: 無休（施設定休日に準ずる）

席数：10席（カフェテリア）

（取材＆文・岡本ジュン）

※掲載価格は税込価格です（2015年4月現在）