BRAND-NEW SCOOP

2013.11.27

▲ほとんどの操作は、大外のコントロールリングの回転とクリックで行う。長押しによるによる電源のオン/オフも可だ(左)。表示部は有機ELディスプレイ。グリーンの輪は風量を示すインジケーターで、給水時は自動で給水量を示す“水量インジケーター”に変わる。

 

ちなみにRainの加湿方式は気化式(ヒートレスファン式)。水を含んだフィルターにファンで風を送り、気化させて加湿を行う方式です。加湿器というと水蒸気が出ているイメージを持つ方も多いと思いますが、それはヒーターで水を加熱し、沸騰させて蒸気に変える“加熱(スチーム)”式。気化式だと、水蒸気が目に見えないのでホントに加湿されているの? と不安に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、もちろん大丈夫。むしろ吹き出し口が熱くならないばかりか、加熱エネルギーが不要、送風だけで済むため、消費電力が低いのも魅力です。

 

さらにRainでは、乾燥した空気を下から吸い込み、空気の流入時に“酵素プレフィルター”で除菌。銀イオンカートリッジとともに、ボウルの中の水の劣化も防げます。この酵素プレフィルターは同社の空気清浄機「AirEngine」と同じ酵素素材を使用しており、ホコリを除去するだけでなく空気中の細菌を分解して、ウィルスやカビを不活化。まさにそのキャッチコピーのごとく“空気を洗って”、加湿された空気を送り出すことができるのです。

 

▲給水された水は“酵素プレフィルター”(グリーン)で除菌され、ボウルの中の水の劣化も抑制。給水ボウルに溜まった水は、ブルーの加湿フィルターに吸い上げられる。フィルターはともに1年が交換の目安

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◀プレ酵素フィルターを通った空気と水は、給水ボウルに溜まり、フィルターを加湿。下から吸い込まれた乾燥した空気は、加湿フィルターを通って、清潔で潤いのある風となって空間に吹き出される。

 

 

このRainが作る空気の湿度は約50%。空気が乾燥するとウィルスは活性化しますが、逆に多湿になるとカビも繁殖しやすくなります。その点に着目し、人が快適だと感じられる約50%の湿度をキープしてくれるというわけなんです。

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