BRAND-NEW SCOOP
モダンと伝統を融合させた
新しい香りをライフスタイルに
現代の暮らしにマッチした
火を使わないお香が誕生
暮らしに豊かな心をもたらしてくれるアロマ。香りをたしなむというライフスタイルは、日本人に古くから好まれてきました。その伝統はお香という形で今も受け継がれています。
古来より続くお香を、現代の生活にも気軽に取り入れて欲しいと、2012年に生まれたお香ブランドがJuttoku.です。「見て美しく、安らぎ感じる、新しい日本の香りの暮らし」をコンセプトに、インターネットでの展開が中心でしたが、2014年2月に初めてのショップがオープンしました。場所は神楽坂に近い新宿区弁天町。近くには、前衛芸術家、草間弥生氏の美術館も建設予定という注目のエリアです。
Juttoku.の中で、そのコンセプトを代表するお香が「印香」です。
お香は火をつけて香るものですが、Juttoku.の「印香」は、火をつけないという画期的なもの。現代の様々なライフスタイルから、火を使いたくない、使えないという要望に沿うようにと考えられました。この「印香」は玄関などにそのまま置くだけで、約1か月ほど香りが続きます。さらに最後には、火をつけて従来のお香のように楽しむこともできるといいます。
▲自然乾燥で作られる、天然由来の原料を使った「印香」
伝統製法の贅沢なお香は
日本人の美意識を映す鏡
Juttoku.のお香は、伝統的なお香の産地として知られる淡路島で作られています。天然成分にこだわり、日本古来の伝統製法で職人の手によってひとうひとつ丁寧に生み出されます。
「印香」に使われている木型は、専門の職人の手によるもので、松竹梅や桜など、日本の美をかたどった繊細なでティールが美しいのも魅力。日本人ならではの繊細な美意識を感じさせます。
「印香」のほか、新製品のスティックタイプや、オリジナルのアロマオイルも販売。このほかショップでは、オリジナルの香りを調香して作る「香りづくり」のワークショップなども開催予定。今後は、「香りと日本のおもてなし」をテーマに、いろいろなワークショップを開催するというから目が離せません。
注目されるジャパンクオリティを、現代にあったスタイルで発信するJuttoku.。これからどんな展開が待っているのか楽しみです。
印香 松竹梅(左)、印香 桜菊撫子(右) 各2,267円
日本の伝統的なモチーフを再現したデザイン。細かなでティールまで美しく描かれている。
香りはすべて白檀がベースになっている。
印香 ハート 2,267円
モダンかつシンプルで普遍的なハートマークをデザインした印香も斬新。
火を使わない「印香」は、寝室などでも気軽に使える。
スティック香 2,000円
白檀をベースに3種類の香りのお香がセットに。従来のように火をつけて焚くタイプ。
アロマオイル 1,048円~
熊野、高野山、天川など聖地の檜、高野槇、杉のエッセンスをベースにした
アロマオイルは約8種類
▲和のイメージをモダンにまとめたショップは、1階のほか、地下にワークショップ用のスペース
がある。店名のJuttoku.は、「香十徳」という言葉から。香りには十の徳があるという意味。
Juttoku.SHOP
TEL:03-6205-5211
住所:東京都新宿区弁天町23 ホワイトキューブ101
電話:03-6205-5211
営業時間:11:00~19:00
定休日:木曜日
(取材&文・岡本ジュン)
※ 掲載商品の価格は、消費税を含まない本体価格です(2014年3月11日時点)。