SUMAU BAKERY BANK
“パンらしいパン”を買うなら
メトロの駅売店やスーパーへ
続いて、泊まったホテルについていた簡単な朝食をご紹介してみるとします。
卵料理といっしょに並べられていたのは、食パンでした。
それと、甘い菓子パン。
茶色いマフィン状のものは、なにかのスパイスが香ってエキゾチックでした。
2個目に取りかかりたかったけど自粛しました。
雨が少なくて、冬期でも最低気温が15℃程度のドバイでは
テラス席が多くて、そして気持ちがよいです。
宿泊したホテルの食事スペースも、天幕が張られた野外。
なんだかゆったりした気分になれました。
その他はといいますと、メトロの駅売店でパンが売られているのをよく見ました。
そして特筆すべきは、町にパン屋さんらしきものがないということです。
Bakeryという看板はたまに見かけるのですが、ケーキがメインにおかれているようでした。
でもスーパーマーケットなどには数種類のピタや、食パン的なものもおいてあります。
下の写真にある、クロワッサン的なパンをスーパーマーケットでよく見かけたので
ひとつ試してみることに。
買ってみたのは「Zaatar」と書かれたもので、ひとつ1.5DHSでした。安い!
パッケージには緑のハーブと思われる絵が描いてあります。おそらくタイムの絵かと。
なぜなら原材料名のところにタイムがあったから。
なんだか不思議な味でした。しょっぱいです。
帰ってから調べてみたところ、「Zaatar」とは中東でよく使われるスパイスミックスのことのようでした。またひとつ、知らない味をハントできて、マツナガは満足です。
以上、はじめてのドバイで見聞きし、食べた粉モノについてのご報告でした。
中東にありながら、インドやパキスタンからの労働者も多く受け入れ
観光客で賑わうドバイは、各国料理のレストランもあり、とても国際色豊かでした。
近代的なビルが建ち並ぶ新しいドバイも良さそうですが
古いドバイも写真の撮り甲斐がありました!
最後にちょっとした観光情報を。
古くからあるドバイの市街地は、ドバイ・クリークといわれる入り江で分かれています。
そのクリークを渡るための渡し船がとても楽しかったです。
ドバイに行かれた際は、ゼヒともこの渡し船「アブラ」に乗ってみて下さいね!!!
(写真・文 マツナガナオコ)
PROFILE マツナガナオコ
佐賀県出身。2009年よりフリーランスのカメラマンとして活動中。料理写真家のアシスタント時代にパ
ン愛に目覚める。趣味は茶道。最近は語学にも精力的に取り組む(ヨーロッパにパンを食べに行くため)
>パン画像蒐集ついでのパン屋ガイドブログ
※ 掲載の情報は、2016年3月時点のものです。