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すっかり季節は秋。この時期のおいしいもの、といえばやっぱりフルーツ。そこで今月はパンとも相性抜群のレーズン入りパンのおいしいお店を探してきました。フレッシュもいいけど、干しぶどうもなかなか魅力的ですよ。

 

 

日本の味、フランスの味

オーパングルマン ＠ 小石川

 

「播磨坂桜並木」という雅やかな名前の通りほど近くにあるオーパングルマン。

その桜並木は緑の濃い晩夏に行くと、パリの外れの住宅街を思わせます。

桜の花が咲く季節に行けば、きっとそれこそ日本の春！　て感じなんでしょうけど。

 

そんなふうにオーパングルマンさんも、日本とフランスのいいところが絶妙に合わさったお店です。

というわけで、まずはパン・オ・レザン（260円）を。

ブリオッシュの生地を使って、自家製のカスタードクリームとレーズンを

たっぷりと巻き込んであります。

このレーズン、ドライフルーツなのに果実感たっぷり。

モハベレーズンという大粒のレーズンを使ってらっしゃるそうです。

全体の甘みも食感も優しくて、午後のお茶の時間に食べたりしたら、ゆっくりリラックスできそうです。

 

 

 

 

説明不要の潔い名付け方がステキです。

オーパングルマン、和部門（勝手に部門分け）から抹茶小豆。

抹茶の香りと苦みが小豆の甘さとよく合います。

生地がしっとりしていて、さらに和風な感じを強めます。

そういえば、オーパングルマンさんは全て国産小麦を使用されているそうです。

全ての素材を国産にするわけにはいかないけれど、一番基本的な素材だけでも

近くで作られる、安心して食べられるものをとの思いからだとか。

 

赤ワイン（以下省略させて頂きます）のパンは、３倍濃縮の赤ワインが使われていて

とっても赤ワインです。

ラズベリーとレーズンの甘酸っぱさがアクセントになっています。

ゴロゴロ入ってるマカダミアナッツと合わせて、お酒のお供にもってこいです。

 

 

 

 

カレー粉が練り込まれている、枝豆ベーコンカレーはけっこうなスパイシーさ加減！

大人さま向け。お酒のお供向け。

サラダなんかにもよく合うかと思われます。

 

一方で、モモハムゴーダチーズは意外とあっさりしております。

地味ではあるんですが、粉の旨味が感じられ、噛む度に味わい深くなるニクイヤツでした。

これはクセになるかもしれない。

そして意外に子供に人気がありそう。

 

その他、手間ひまかけて作られていると思しきカヌレや

未だ遭遇したことがない幻のレモンパイ（朝行かないと巡り会えないらしいです）など

気になるものがたくさんあります！

これから桜の葉も紅葉して美しいことでしょう。

ゼヒともお出かけ下さいませ。

 

 

 

aux pains gourmands

住所：東京都文京区小石川4-21-2

電話：03-5684-3699

営業時間：8:00～18:00

定休日：月曜、火曜

http://www.auxpainsgourmands.jp/