SUMAU BAKERY BANK

2016.12.21

食べておいしい、贈られてうれしい
パン屋さんの焼き菓子
【三宿・広尾】

 

三宿の路地にぽつりと現れる小さなパリ

ボネダンヌ@三宿

 

パン屋さんの焼き菓子!

ということで、ボネダンヌさんのその名も「パン屋のサブレ(380円、9枚入り)」という商品からご紹介して参ります。もうすぐクリスマスですね!

クリスマスの集いにも、ちょっとした手土産にもぴったりですよ。焼き菓子!

 

そのサブレは、写真手前の丸いヤツです。

ヘーゼルナッツ、皮付きアーモンド、くるみ、チョコレートが入っている贅沢サブレ。

香りも贅沢。バターとナッツの香ばしさがぎゅぎゅっと詰まっています。

そしてお隣が「パン屋のマドレーヌ(160円)」。

周りはカリカリ、なのに全体的にほろほろっと崩れそうな口どけの良さ。

香りがまたこれ秀逸です。

ひとくち食べてから、生地の中の香りをかぎ続けるという変な人になりそうなくらいには良い香り。

 

これらふたつの焼き菓子が「パン屋の」であるココロを荻原浩シェフに聞いてみたところ

やはり扱う小麦粉と、オーブンがしっかりしているという違いは大きい、というご回答でした。

前回取材させて頂いたお店でも、似たようなことを教えて頂いていて

パン屋さんの焼き菓子は優秀であるなと実感した次第です。

 

加えてボネダンヌの荻原シェフは、元パティシエさんでもあります。

ああもうこれおいしくないわけがないじゃないですか。そして価格が良心的すぎる!

(落ち着こう自分)。

 

写真に戻りまして、サブレの奥にあるのが「オリーブで作ったクッキー(350円、5枚入り)」です。

これがまた!

すごくシンプルです。

こっくり甘くてしっかりした歯ごたえ、そして紛れもないオリーブの香りと味わい。旨い。

 

一番奥で存在感を放っているのが「ガレットブルトンヌ(280円)」。

なんだこれ。なんでこんなにザクザクなんだ。と真顔で見入ってしまうでしょうきっと。

もうそれは素材の力ですね、と荻原シェフはおっしゃいましたが

その素材の力を引き出す力をお持ちなんだということで間違いないでしょうきっと。

 

(左)パングリエ プチ 100円 (右)ハーブソーセージ  290円

(左)パングリエ プチ 100円 (右)ハーブソーセージ 290円

 

欲張って4種類も焼き菓子をご紹介してしまったので

だいぶ長くなってしまってますがまだ続きます。

「パングリエ プチ」です(プチじゃないのは190円)。

しっかりと焼き込まれた外側は意外な固さですが

シェフのお薦め通りスライスしてみると大変食べやすく

ほんのり甘い内側のもちもちと、外側の香ばしさが食欲をそそります。

 

「ハーブソーセージ」は、しっかりしたパンの生地を噛みしめている間に

柔らかめのソーセージが優しく溶けていくという寸法です。

そこにハーブとトマトのアクセント。バランスが秀逸。

 

シャルポンティエ  180円/100g

シャルポンティエ 180円/100g

 

ボネダンヌさんでは計り売りのパンが数種、ニョキニョキと立てられて並んでいます。

その中から「シャルポンティエ」を。

フランス語で「炭職人」という名前が付けられたこのパンは、

石臼挽きの全粒粉のみで作られています。

炭のようにしっかりした焼き色で、ちょっとワイルドな香りですが

食べてみるとまろやかで柔らかい風味があります。

カンパーニュと食べ比べたい…。

 

タルティーヌ / 自家製木いちごのジャムとフレッシュバター 280円

タルティーヌ / 自家製木いちごのジャムとフレッシュバター 280円

 

注文が入ってから作られるタルティーヌは、この写真の組み合わせと「自家製プラリネクリームとチョコレート(320円)」というものがあります。

どっちにするか迷いますねー。

木いちごのジャムもすごーく良い香りですよー。

ジャムとバゲットの間に位置する無塩のフレッシュバターが

ステキなつなぎ役になってまさに三位一体です。旨い。

 

タルティーヌに加え、サンドイッチも注文が入ってから作られます。

店内のかわいい黒板メニューにはおいしそうな組み合わせが4種並んでいました。

その他、語り尽くせぬ名品揃いです。

三宿の路地にぽつりと現れる小さなパリ。

ゼヒとも訪れてみて下さい。

 

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BONNET D’ANE

住所:東京都世田谷区三宿1-28-1

電話:03-6805-5848

営業時間:8:00〜19:00

定休日:月曜、火曜

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