SUMAU BAKERY BANK
自慢のパンをおいしく彩る
アートなタルティーヌ
【赤羽橋・南大沢】
パンの上にさまざまな具材をのせて楽しむフランス式オープンサンド、タルティーヌ。
パンはもちろん、具材のセレクトもお店とセンスの個性が光ります。
まいにちのコメとパンと
コメット @ 赤羽橋
一定程度の年齢の方はついさん付けで呼びたくなるであろうコメットさん。
その名前に込められた溢れんばかりの思いはよそ様の記事に譲るとしまして
(検索するとたくさん出ますので、よろしければ……)
さっそくこの彩り豊かなタルティーヌをご紹介。
手前が「紫キャベツ・ソーセージ・マスタード・ブロッコリースプラウト(330円)」の組み合わせ。
甘酸っぱい紫キャベツと、ソーセージのこっくりとした感じが良い相性です。
華やかですねえ。
奥は「タマネギソテー・マッシュルーム・ケッパー・ピンクペッパー(330円)」。
見た目でも味でも、ピンクペッパーがよいアクセントになっています。
特筆すべきは具材の脂が染みたパン生地(の特に端っこ)部分。
じゅわっとカリカリで、ここだけでも食べたいですワタシ。
あれ。
ということは、このパンにバターなんかを塗ってカリッと焼けば良いのでは!?
ということで、タルティーヌに使われているパンをご紹介しますよ。
その名も「コメット」。
写真は1/4がふたつ並んでいる状態です。
お店の名前と同じという、紛れもない看板商品の「コメット」には
米ぬかが使われているそうです。
勘の良い方なら、それを聞かなくてもほんのりとしたお米の香りに気付かれるかもしれません。
パンの香り、だけでは片付けられない豊かな香りです。
なぜに「米ぬか」か、というところにも
小林健二シェフの願いとこだわりが隠れていました。
曰く、捨てられてしまうけれど米ぬかには旨味も栄養もたっぷりあって
そういうものを使うことで日本の農業にエールを送りたい、と。
訥々と語ってくれる若者に、日本の未来を見たのでした(ばあさんか)。
「デジュネ」はほんのり甘くて柔らかくて、朝食にもってこい!
フランス語の名前が付けられていますが、小麦は国産のもの。
キタノカオリという小麦の持つ、もちもち感と甘みという特徴を活かしたパンとのこと。
フランスで長く働かれていた小林シェフらしいパンなのかもしれません。
お隣「ミニパヴェ」のドライトマト&クリームチーズ。
ドライトマトがすごくおいしかったんですけど! 秘密は何ですか? と尋ねたら
クリームチーズとの相性では? とのことでした。
相性によってこんなに相乗効果があるのか、と目からウロコだったわけです。
定番のものに加え「サラミ&くるみ」や「ごぼう&パンチェッタ」など
魅力的な組み合わせが日替わりで出るというミニパヴェは
一見地味ではありますが、要チェックの商品であるとお見受けいたしましたよ。
最後にコチラも看板商品、エスカルゴ!
定番のピスタチオに加え季節のものも並んでいます。
取材に伺った時には「ティラミス(マスカルポーネクリーム&コーヒークランチ、350円)」が
どどんと鎮座しておりました。
ピスタチオは、ピスタチオクリームと、間にチョコが隠れているのです。
濃厚で、甘くておいしいものを食べたぞという満足感と、濃厚ゆえのわずかな罪悪感が幸福感をよんで最終的には幸せになれることでしょう。
トーキョーパン界に彗星のごとく現れたコメットさん。
今後のご活躍から目が離せませんね!
comète
住所:東京都港区三田1-6-6
電話:03-6435-1534
営業時間:10:00~19:00
定休日:日曜、月曜
https://www.facebook.com/boulangeriecomete/