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バン屋さんの定番ラインナップ、メロンパン。日本生まれのこのパンは、世界に誇れる金メダル級のキング・オブ・菓子パン！　リオの興奮続く今月は、そんな日本代表メロンパンがステキな東西2軒の人気ブーランジェリーを紹介します。

 

ジョーの魂を感じてください

ブーランジェリー　ジョー＠ 葛西

 

店内入ってすぐの左手に鎮座している「めろんぱん（162円）」。

そこにはいつも、メロンパンとクリームパンとあんパンが並んでいまして

きっとどれも人気商品なんだろうなあと思われます。

その「めろんぱん」、中の生地はふんわり、わりと塩味がきいていて全体を引き締めています。

外側のクッキー生地には、アーモンドプードルが使われているので、下の方のちょっと厚くなってるクッキー部分がザクザクしていて思わずにんまり。

 

と、いきなり今月のテーマであるところのメロンパンについての説明から始めましたが

店主のお名前が「ジョー」さんなのかしら、と思いませんか。

私はずっと思ってました。

 

違ってました。

店主は間々田雄一さん。なんと元プロボクサー。

というわけで、ブーランジェリージョーの「ジョー」は

『あしたのジョー』の「ジョー」でした。

 

ボクシング好きの方にとってはバイブルなんでしょうけども

私としたことが『あしたのジョー』は読んだことがありません。面目ない。

なので、「泪橋コロッケ」というコッペパンサンドを見た私は

素で「泪橋って近くにあるんですか？」と聞いてしまいました。

『あしたのジョー』に出てくるものだそうで。面目ない。

 

その「泪橋コロッケ（173円）」は土日限定の商品だとのことで（ソースがユニークでオススメです！）お隣に並んでいた「カレーのうお吉」をご紹介。

 

 

タラのフライと、ソースはヨーグルトソースが混ぜられた自家製のカレーソースだそうです。

ソースがスパイシーで混ぜ込まれている玉ねぎの食感が良いです。

赤いのはパプリカ。

コッペパンがねー、たいそうしっとりしているのですよ。

夏の間の商品だそうなので、気になる方はお早めにどうぞ！

 

 

休日の昼時に行こうものなら、飛ぶように売れるとはこのことか！というくらいの人気店でありますジョーさん。お子様連れのお客さんもたくさん見かけます。

でも、大人さま向けの商品も充実していますよ。

 

「イタリエンヌ」は、もっちりした生地にセミドライトマトとクリームチーズが巻き込まれ

うっすらとバジルソースが塗られています。

「オリーブ」は、黒オリーブ・エルブドプロヴァンス・クリームチーズの組み合わせ部分と、緑オリーブ・粗挽きブラックペッパー・クリームチーズの組み合わせ部分に分かれた、手の込んだ贅沢なパンです。お酒のお供にもってこいですねー。

 

このふたつの商品からも分かるように、ジョーさんのパンは

とても丁寧に手をかけて作られています。

 

 

しっとりふわふわの生地に、レモンフィリングとクリームチーズが閉じ込められています。

レモンピールの酸味が爽やかで、夏のおやつにぴったりです。

今の時期は、同じ形状で「ずんだ白玉コロン」という商品もありまして

このシリーズは年間で１０種類ほど入れ替わっていくんだそうです。

 

以前ジョーさんで、プルーン入りの自家製ガナッシュというのが使われているバゲットサンドをみかけたことがありまして、すごく手をかけてアイデア満載でパン作りをしていらっしゃるんだなという印象があります。

葛西近辺は公園や何やらいろいろとありますので、夏のレジャーのお供にゼヒとも、です！

 

 

boulangerie JOE

住所：東京都江戸川区南葛西2-23-10

電話：03-5667-5490

営業時間：8:00～19:00ごろ（売り切れまで）

定休日：月曜、火曜