SUMAU BAKERY BANK
まだまだめずらしいイタリアパンの
新店をご紹介!
【音羽・用賀】
こだわりと共に音羽に舞い降りたイタリアパン
Pane & Olio @音羽
毎回取材に伺う前は、どんなお話が聞けるのだろうかと楽しみなのですが、
パーネエオリオの小林シェフは、その期待の上をいく感じで熱く語って下さいました!
一杯飲みながら、さらにお話を聞きたいところです。
その熱い内容には徐々に入るとして、まずは冒頭の写真。
手前がコルネッティ(プレーンなもの)220円、奥のがキャラメルコルネッティで250円です。
初めて食べる方は、ぜひともプレーンな方から試して頂きたい。
クロワッサンと違うのは卵が入ることで、その分リッチな生地です。
層が美しくて、ふわふわしています。
パネトーネ種が使われていて、そういわれてみればほのかにパネトーネな風味がします。
そういうのを素直に感じられるのが、プレーンなコルネッティかなと。
そして、イタリアでもジャムやヌテラ(チョコレートとヘーゼルナッツのペースト)を巻き込んだものが作られるそうですが、パーネエオリオさんではキャラメルが巻き込まれています。
その他、シナモンシュガー味やクリームとアマレーナチェリーが入ってるのもありましたよ!
キャラメルコルネッティは、生地の旨さに加えて、下に落ちてくっついてるキャラメルのカリカリもたまらんです。
コルネッティにはパネトーネ種が使われていると書きましたが、パネトーネ種とは北イタリアで長いこと受け継がれてきた、そこでしか産出されない自然酵母だそうです。
それを輸入し、大事に大事に育てながら使っているとのこと。こんな風です。
毎日毎日手を入れて、元気に育て普段は数種類のパンの酵母として使い
涼しくなる頃から、パーネエオリオ自慢のパネトーネを作るために活躍する大事なお宝です。
パネトーネは、ブリオッシュ生地にドライフルーツを練り込んだイタリアの伝統的な菓子パン。
パーネエオリオさんでは、だいたい10月の終わり頃からゴールデンウィーク頃まで店頭に並びます。
小林シェフ曰く、作って4日目くらいが一番おいしい!そうです。
ちょうどこれから狙い目ですよ! ちなみに、500gの大きさで3,600円です。
そしてもちろん、食事系のパンも充実しています。
サンドイッチは7種類! 「バーガー」として、2種類。
フィッシュフライのバーガーを頂いたことがありますが、自家製タルタルソースもおいしく、
具材と良い案配で馴染みつつ、主張も忘れないパンがお見事でした。
このバーガーに使われている「ロゼッタ」というパンもこだわりの一品で、
なんとロゼッタ用分割機をイタリアから取り寄せたそうな。熱いです。
フォカッチャもいろんな種類が楽しめます。
ポテトのフォカッチャは、極薄のじゃがいもが重ねられていて、じゃがいもが乗ると味わいが少し優しくなるようでした。フォカッチャ・ロマーナはローズマリーが乗っていて塩がきいています。
大人の味です。
そして、ブルガリアのフォカッチャ。
これはギュベチェという、ブルガリアの煮込み料理をイメージして作られたとのこと。パプリカやズッキーニ、紫タマネギなどとセイボリーというハーブが乗っています。
そそる見かけ通りに、食べ応えがあってたいへんオススメです。
このブルガリアのフォカッチャは、11月末頃までの期間限定。
今年できたてのパネトーネと共に、食べ逃しなきようお早めに!
Pane & Olio(パーネ エ オリオ)
住所:東京都文京区音羽1-20-13
電話:03-6902-0190
営業時間:10:00〜18:00
定休日: 日曜、祝日