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先月のドバイ特別編を受けて、今月は中東の香り感じるピタパンサンド「ファラフェルサンド」をテーマにお送りします。ひよこ豆をすり潰して作るコロッケ、ファラフェルは、低カロリーながら満腹度も高い注目のヘルシーフード。外の風が心地よい今の季節、ピクニックやアウトドアランチにもびったりです！

 

 

トーキョー的開放感

No.4　＠ 麹町

 

朝８時の開店と同時に、朝食をとるお客さんでほどよく賑わう人気店。

東京のド真ん中、お勤めの人たちばかりの街なのかと思いきや

近くには小学校や中学校があって、近くに住む方々も便利に利用されているそうです。意外！

都会らしいちょっとした緊張感と伸びやかな開放感が混じり合う、不思議な空間のお店なのでした。

 

そんな気持ちの良い空間で見つけてきたのは、

先月の中東気分を引き継いでの「ファラフェルピタサンド（950円）」です。

「ファラフェル」とは中東あたりでよく食べられる、ひよこ豆を使ったコロッケのようなもので

No.4のファラフェルはしっかりとした衣と、食感がのこったひよこ豆が楽しい逸品でした。

そして肝心のピタパン。

こだわりのピタパンでしたよ。お店に備えられたピザ用の釜で焼かれるそうですよ。

生地には「コーヒーフラワー」なるものが配合されているそうな。

飲用のコーヒーとして利用されるのはコーヒーの種部分です。でもその果肉部分は堆肥などとして再利用されたりもするようですが、基本的には「いらないもの」とされます。

そのコーヒーの果肉部分を（でもアレもったいないよねーってんで）乾燥させて粉状にしたものが「コーヒーフラワー」なんだとか。

栄養豊富なんだとか。

 

コーヒーフラワーが配合されたピタパンは、とても香ばしく、新鮮な野菜をしっかり包んでいました。

ちなみにファラフェルピタサンドはランチタイムのメニューで、持ち帰りにも対応しているそうですよ。

持ち帰りといえば、No.4さん。

一見、カフェなのかな？と思われる外観ですが、ベーカリーでもあります。

しっかりとした品揃えの、おいしそうなパンが並んでおります。

 

 

 

「コーンミールブルーベリーマフィン」は先ほど触れたコーヒーフラワー配合です。

しっとりした生地なのですが、コーンミールとコーヒーフラワーのプチプチザクザクの食感も。

ほんのり香るブルーベリーにもうっとりしてしまいます。

甘さが控えめなのも体にうれしいところ。

 

お隣の「モカガナッシュクロフィン」。

クロフィンとはなんぞやと申しますと、クロワッサン＋マフィン＝クロフィン、です。

マフィン型で焼かれたバターが香るクロワッサン生地と、その中に詰められたたっぷりのクリーム。

モカガナッシュはエスプレッソとベルギー産チョコレートからなる、

とろとろなめらかなクリームでした。

クロフィンはモカガナッシュの他に３種類並んでいまして、これは季節で変わるそうです。

 

 

 

ハード系で目をひいたのが、このサワードゥのパン。

「サワードゥ」は粉（小麦粉やライ麦粉）を元にした酵母を使って焼かれるパンのこと。

No.4さんではスペルト小麦（小麦の古代種）を元にして酵母を育てていらっしゃるそうです。

しっかりした焼き目がおいしそうー。

酸味もそんなに鋭くなく、食べやすいと思いました。

シリアルの方は、ライフレークや押し麦、カボチャやヒマワリの種など入っていて

香ばしさがさらに増しているようです。

 

これからまだまだ深化しそうなNo.4さん。

さしあたりクロフィンの次なるフレーバーがどんなものになるのかが

大変気になるところです！