SUMAU BAKERY BANK

2016.09.21

おやつにも食事にもお酒にも!
パン界のマルチプレーヤー、チーズパン
【根津・麹谷】

パンとチーズ。それは間違いなく安定の組み合わせであり、可能性は無限大。そこで今月は「ブーランジェリー コチュウ」さんの「パストラミ マスタード エメンタール」からつないで「チーズとパン」をテーマにお送りします。

 

 

懐かしく進化する日本のパン

カヤバベーカリー@ 根津

 

谷中霊園のほど近く「上野桜木あたり」という、古民家を改装して造られた

複合施設の中にカヤバベーカリーはあります。

同じ「上野桜木あたり」にはビアホールも入っていて、その影響もあってか

チーズを使ったパンの宝庫でした!

 

写真の一番左、細長いパンは「七味チーズ(180円)」。

七味がピリッと効いていて、もうまさにビールしかない! と思えます。

真ん中上は「くるみとゴルゴンゾーラ(250円)」。

くるみが練り込まれた歯切れの良い生地と、ゴルゴンゾーラチーズがたっぷり!

ほんのり甘いはちみつも絶妙です。

その下、ゴマゴマしい姿のパンは「ごまゴーダ(200円)」。

黒ゴマが練り込まれた生地がもちっとしていて

ゴーダチーズのクセとコクを包み込んでいます。

一番左が「煮いちじくとクリームチーズのくるみパン(230円)」。

赤ワイン煮のいちじくが、ぎゅううっと詰め込まれていました。芳醇!

 

ここでご紹介した他にも、チーズを使ったパンが数種。すごい!

ビールに合うパンを見つくろって、ビアホールにGO! という楽しみ方も

酒飲みさんにはオススメです。

 

コンビーフじゃがぱん 220円

コンビーフじゃがぱん 220円

 

 

とはいえ、もちろんチーズを使ってないパンもたくさんあります。

「コンビーフじゃがぱん」は、もちもちの生地に皮付きのじゃがいもがゴロゴロ入っていて

その上に、食欲をそそる香り高いコンビーフが。

このパンには、カヤバベーカリーさんお隣、塩とオリーブオイルのお店においてある

能登半島の塩が使われているそうです。

さらに、コンビーフは谷中銀座商店街の有名なお肉屋さんのものだとか。

ステキなコラボ。

 

しょっぱいパンをダダダッとご紹介しましたが、甘いパンもオススメしたい。

「レモントースト(160円)」という、食パン型のブリオッシュ的な生地に

レモンカードが塗られているパンのまろやかさと甘酸っぱさが秀逸でした。

「りんごのクリームパン(180円)」のりんごも、バターとシナモンシュガーを絡めて煮てあるという

ひと手間かかった商品です。

煮いちじくとクリームチーズのくるみパンといい、これらといい、あんパンの餡も自家製、

おいしくなるための手間が大いにかけられているようです。

 

(左)くるみとレーズンのライ麦パン 300円 (右)ライ麦バゲット 320円 1/2 180円

(左)くるみとレーズンのライ麦パン 300円 (右)ライ麦バゲット 320円 1/2 180円

 

 

そして、ライ麦のパンもあるという選択肢の豊富さ。

近所の方は重宝されるに違いない。

 

「ライ麦バゲット」は、酸味はほとんど感じられずとても食べやすいです。

でもライ麦らしい良い香りは充分に引き出されています。香ばしい!

ザクザクでしっかりした皮部分も食べ応えあり。これもチーズによく合うことでしょう。

 

「クルミとレーズンのライ麦パン」は、2種のレーズンの甘さと相まって、とってもまろやか。

写真は1/2サイズのものでして、もうひとまわり大きいものも580円で売られています。

 

カヤバベーカリーさんのパンは、国産の小麦が使われていて全体的にもちもちです。

チーズやコンビーフなど、洋風のものと合わせられていても、そこはかとなく和を感じます。

そんなところが日本人には新しくも懐かしく、

観光で来る外国人も惹きつけている理由なのかもしれませんね。

 

4-5

カヤバベーカリー

住所:東京都台東区上野桜木2-15-6

電話:03-5809-0789

営業時間:9:00~19:00

定休日:月曜

HP : http://kayaba-bakery.com/index2.html

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