SUMAU BAKERY BANK

2016.01.22

その名の通り、町の木漏れ日。

PANYA komorebi @ 西永福

 

あんバター 140円

あんバター 140円

 

 

のんびり穏やかな町の一角にあるパン屋さん。

近くに住んでいるんだろうなあという人たちが、ひっきりなしにやってきます。

そして、けっこうな確率で買っていくのがこの「あんバター」。

やはり鉄板の組み合わせ。究極の和洋折衷。

 

Komorebiさんのあんバターは、むっちりした生地に柔らかめのあんこと

塩気のしっかりしたバターがはさまれています。

見た目は可愛らしいですが、メリハリの効いた組み合わせです。

冬のおやつにぴったりではないですか。

コーヒーも牛乳も、緑茶もコタツもどんとこいという感じですよ。

 

 

(上)くるみのまるパン 105円 (中)国産レモンピールのまるパン 105円 (右)石うすびきのパン 140円

(上)くるみのまるパン 105円 (中)国産レモンピールのまるパン 105円
(右)石うすびきのパン 140円

 

 

あんバターに使われているパンもそうなのですが、このまるパンの生地は

komorebi 食パン(420円、1/2 210円)と同じ生地だとのこと。

開店当初から、作り手の顔が見える小麦を使いたいとのことで

北海道の前田農産というところの小麦を使い続けているのだそうです。

そして、食パンに使われているのが前田農産の「春よ恋」。

とてもおいしい小麦です、とシェフの齊木俊雄さんは力強く話して下さいました。

 

その小麦でできた「国産レモンピールのまるパン」はほんのり甘くて、

「くるみのまるパン」はくるみが香ばしくて、どちらもしっとりもちもち。

ちょうど良い大きさと食感で、子供も喜びそうです。

 

食パンも、バゲットも、そしてこの5種の小麦粉がブレンドされているという「石うすびきのパン」も

小麦のおいしさを素直に感じられます。

中身は皮からは想像できないくらいの灰褐色で、じっくりまったり小麦の味わいを楽しめるのです。

小麦粉好きさんに熱烈オススメ。

 

 

ツナサンドのトマトトースト 250円

ツナサンドのトマトトースト 250円

 

 

「ツナサンドのトマトトースト」に使われているのは、胡麻パン。

オリーブオイルが練り込まれていて、歯切れがよいそうです。

そして胡麻感満載。間違いなく胡麻を食べている、と思えるんですが、

もりもりたっぷりのツナサラダと一緒に食べると渾然一体となって

胡麻風味はどこかへ消えたように・・・見せかけて、あれだけの胡麻感です。

この渾然一体の風味を創り出すのに必ずや一役買っているはず。

何の話かわからなくなってきましたが、薄くスライスされて食べやすいトマトもたっぷり。

ジューシーで食べ応えのあるお値打ち品なのです。

ちなみに胡麻パン(370円)も人気商品のようでした!

 

 

練乳ミルクロール 140円

練乳ミルクロール 140円

 

 

みんな大好き(たぶん)、ミルクロール。

Komorebi さんでも、「練乳ミルクロール」を買っていくお客さんは多かったです。

こっくり甘い練乳クリームがたっぷりはさまっていて、甘党には嬉しい限りです。

固いバゲットにはさまっているミルクロールもいいですけど

こういう柔らかくてもっちりしたパンのもいいですよねー。どちら派ですか?

 

というわけで、次回はみんな(たぶん)大好きミルクロールを主役にお届けしたいと思います。

どうぞお楽しみに!

 

 

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PANYA komorebi

住所:東京都杉並区永福3-56-29

電話:03-6379-1351

営業時間:10:00〜19:00

定休日:月曜

(写真・文 マツナガナオコ)

 

PROFILE  マツナガナオコ

佐賀県出身。2009年よりフリーランスのカメラマンとして活動中。料理写真家のアシスタント時代にパ

ン愛に目覚める。趣味は茶道。最近は語学にも精力的に取り組む(ヨーロッパにパンを食べに行くため)

>パン画像蒐集ついでのパン屋ガイドブログ

http://matyupanya.exblog.jp/

 

※ 掲載商品の価格は、消費税込みの価格です(2016年1月時点)。

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