SUMAU BAKERY BANK
街にシアワセの灯火を
Torch.bakery @雑色
名前が良い。
Torch.bakery(トーチドットベーカリー)。
なんかほんわかした気分になる名前だと思います。私だけですかね?
それはともかく。トーチドットベーカリーさんは、オープンしたてです!
2015年1月にグランドオープンを迎えたばかり。期待のニューカマーでございます。
そのトーチドットベーカリーさんからお届けするソーセージ的パンは、上の2つ。
スパイシータコスは、サルサソースが包み込まれていてピリ辛です。
平たい生地の食感と、小麦粉食べてるという感じが好きなんです。まわりのカリカリもたまりません。
家に持ち帰って食べる場合、軽く温め直すことをオススメします。
そうすると、中のウィンナーのジューシーさ倍増。
お父さんの晩酌のお供にも最適かと思われます。
使われているウィンナーは、ウィンナーロールと同じものだそうです。
吟味して選ばれたという那須のあらびきウィンナー。
おいしいに決まっている鉄板商品ウィンナーロールは、むっちりした生地とウィンナーがよく合います。
安定の存在感。
安定の存在感といえば、あんぱんも外せません。
店内奥に鎮座している、まん丸ツヤツヤのあんぱんたち。
トーチドットベーカリーさんでは、3種のあんぱんがありますが、そのうち2つをご紹介。
ちなみにもうひとつは「有機こしあんぱん」で価格は他のあんぱんと同じです。
お茶あんぱんは、抹茶じゃないのですよ!煎茶なのですよ!間違いなく煎茶の味です。
お茶の葉も入っています。抹茶とはひと味違う渋みが良いです。
てっぺんにくっついているお米のパフも、香ばしくて良い味だしてます。
羊蹄山粒あんぱんは、その名の通り北海道産の小豆が使われたものです。
さっぱりした甘みと、パリっとしたパンが口の中で合わさってまろやかに溶けていきます。
ところで、torch とは「松明」という意味です。
トーチドットベーカリーさん自慢の食パン、名前は「松明」。
国産小麦100%だそうで、国産小麦らしいひきの強いしっとりした生地が魅力です。
そして、この「トーチ」というパン。
良い色に焼けています。見た目通りの香ばしさ。
ライ麦粉と石臼挽きの小麦粉が各10%配合されているそうです。
このまま握りしめると先の方から炎が出そうな形も、名前のイメージ通り。
横に(平たくなるように)スライスして、具材を乗せて食べるのもオススメとのこと。
食べ方の提案として「ピザトーチ」「ミラノトーチ」という商品も置かれているので
参考にしてみてはいかがかと。
ザクザクの皮と独特の風味が、いろんな具材を受け止めてくれそうですよ。
トーチの他に、気になったのがオリーブバゲット(561円、1/2 280円)なるもの。
オリーブがごろごろ入っているんです。
あと、シェフの自信作はフルーツたっぷりのフルヒテブロートなど、だそうです。
デニッシュ類も、ダークチェリーやベリー類、クリームチーズが使われたものなどが揃っています。
ゆったりとした作りの店内には、パンのコンシェルジュさんもいらっしゃって
パンについて相談したり、お子さんがいて手が離せなかったり、車イスだったりという方も
安心してお買い物ができます。
入って左手のベンチスペースでは、ささっとパンが食べられて(でも外の眺めが気持ち良い)
右手奥のカフェスペースでは、ゆっくりのんびりパンが楽しめるようになっています。
正面奥の厨房はガラス張りになっているので、働くシェフのかっこいい姿も垣間見られます。
いつ行っても子供連れのお客さんがいるので、その姿に憧れてパン職人になるというちびっ子が現れることでしょう。
それと、近くにあるタイヤ公園は要チェックです。
タイヤでできた怪獣やらロボットやらを眺めつつパンを食べるのもまた一興。
Torch.bakery
住所:東京都大田区西六郷1-2-14
電話:03-6424-5929
営業時間:10:00~20:00
定休日:水曜
(写真・文 マツナガナオコ)
PROFILE マツナガナオコ
佐賀県出身。2009年よりフリーランスのカメラマンとして活動中。料理写真家のアシスタント時代にパ
ン愛に目覚める。趣味は茶道。最近は語学にも精力的に取り組む(ヨーロッパにパンを食べに行くため)
>パン画像蒐集ついでのパン屋ガイドブログ
※ 掲載商品の価格は、消費税込みの価格です(2015年3月時点)。