SUMAU'S SCENE

2016.01.18

東京でレトロな建物を体験
暮らしの歴史をたどる江戸東京たてもの園

まるでタイムスリップしたかのように、歴史的な建物に出会える江戸東京たてもの園。屋外に江戸時代から昭和初期まで30棟の復元建造物が建ち並んで、レトロな建物の屋外博物館といった感じです。見覚えのあるような懐かしい風景に出会うため、江戸東京たてもの園をさんぽ。建築様式の変遷とともに当時の人々の暮らしぶりも垣間みることができました。

 

明治から昭和にかけての建物が並ぶ商店街。昭和初期に登場した「看板建築」の先には都電7500系(1962年製造)も鎮座。

明治から昭和にかけての建物が並ぶ商店街。昭和初期に登場した「看板建築」の先には都電7500系(1962年製造)も鎮座。

 

江戸から昭和の建物が並ぶ商店街は

タイムスリップした気分

 

暖かい日が続く冬のある日。

 

都立小金井公園内に設置された江戸東京たてもの園にいってきました。

 

失われてゆく江戸・東京の歴史的な建物を移築して保存されている園内は、懐かしい映画やドラマのシーンを見ているような感じです。

 

「子宝湯」は東京の銭湯を代表する建物。浴室に描かれた冨士山の画が印象的(足立区千住元町・1929年)。

「子宝湯」は東京の銭湯を代表する建物。浴室に描かれた冨士山の画が印象的(足立区千住元町・1929年)。

 

下町風情を残す商店には当時の商品も再現。店内では、まるでタイムスリップした気分に。

下町風情を残す商店には当時の商品も再現。店内では、まるでタイムスリップした気分に。

 

広大な敷地の東ゾーンにある下町中通りは、明治から昭和にかけての建物が並び商店街のよう。

 

和傘・化粧品・文具などの商店、銭湯、居酒屋などが並び、空き地にはコンクリート土管や昔の遊び道具も置かれています。

 

通りの先には都電が待ち構え、まるでタイムスリップした気分です。

 

商店には当時と同じように商品が再現され、人々の暮らしぶりを感じることができます。

 

大和屋本店(乾物屋)のたばこ売り場はレトロ感いっぱい(港区白金台・1928年)。

大和屋本店(乾物屋)のたばこ売り場はレトロ感いっぱい(港区白金台・1928年)。

 

武居三省堂(文具店)の創業当時の主力商品は墨と硯。醤油店のレジスターが昭和初期を感じさせます。

武居三省堂(文具店)の創業当時の主力商品は墨と硯。醤油店のレジスターが昭和初期を感じさせます。

 

上野消防署(旧下谷消防署)の望楼上部。1970年まで使用されていました(台東区上野・1925年)。

上野消防署(旧下谷消防署)の望楼上部。1970年まで使用されていました(台東区上野・1925年)。

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