SUMAU'S SCENE

2015.06.01

台湾でレトロとモダンを堪能
2泊3日の週末ショートトリップ

日本から近い台湾は、食事も美味しくて気軽な海外旅行にはぴったり。とくに台北はグルメもエステも観光も楽しめる町。近年、地下鉄が相次いで開通し、市内の移動も安全明快になりました。新興エリアにはお洒落なお店も続々オープン。今回は、王道の台湾観光スポットへ、2泊3日の週末旅をしてきました。

 

開放感のある天井が特徴的な桃園国際空港。台北市内へ向かう高速道路からは高層ビル群が見えます(右)。

開放感のある天井が特徴的な桃園国際空港。台北市内へ向かう高速道路からは高層ビル群が見えます(右)。

 

九份からは遠くに連なる山々を見下ろせます。雲と山と海が織りなす景色が幻想的。

九份(きゅうふん)からは遠くに連なる山々を見下ろせます。雲と山と海が織りなす景色が幻想的。

 

天空の町、九份(きゅうふん)へ

お洒落な茶藝館で上質な時間を過す

 

台北の桃園国際空港に到着。

 

2013年にリノベーションされたターミナルは、開放感のある天井が特徴的。高速バスで市内へ向かいました。

 

そして、天空の町、九份(きゅうふん)を目指しました。

 

茶藝館「九份茶坊」では、漢字の書かれたお茶の包みが台湾らしさを感じます。

茶藝館「九份茶坊」では、漢字の書かれたお茶の包みが台湾らしさを感じます。

 

お茶を入れる大きな急須。カウンターにもたくさん並んでいます。

お茶を入れる大きな急須。カウンターにもたくさん並んでいます。

 

店内は吹き抜けのお洒落な空間。水のせせらぎが響き、天井から葉がし垂れています。

店内は吹き抜けのお洒落な空間。水のせせらぎが響き、天井から葉がし垂れています。

 

九份(きゅうふん)は、台北からバスで1時間ほどの、かつて金鉱で栄えた、山の上にある町。

 

空気が澄んで、連なる山々を見下ろせます。雲と山と海が織りなす景色は幻想的。

 

茶藝館「九份(きゅうふん)茶坊」を訪れました。

 

築150年の建物をアーティスト・洪志勝がリノベーションした店内は吹き抜けになっていて、生けすには鯉が泳ぎ、水のせせらぎが響き、天井から葉がし垂れています。

 

お茶の作り方を教えていただいた後は、自分たちでお茶を淹れることができ、お湯も足してくれるので、ゆったりとした上質な時間を過ごせます。

九份の基山街は、台湾ならではの飲食店、みやげ物屋が連なっています。京劇のお面やショウガ茶と杏仁粉も売られていました。

九份の基山街は、台湾ならではの飲食店、みやげ物屋が連なっています。京劇のお面やショウガ茶と杏仁粉も売られていました。

 

レトロな基山街は、台湾ならではの飲食店、みやげ物屋が連なっています。

 

ショウガ茶、杏仁粉、餅菓子、毛筆、京劇のお面、人形など、伝統の品々が並びます。

 

九份散策のハイライトは、豎崎路(けんさきろ)の石段。夕暮れ時には軒下の提灯が点り、幻想的で郷愁を誘う景色が広がります。

 

ランドマーク的な台北101。地上101階で名前はこれに由来するとか。91階の展望台からは、宝石箱のようなすばらしい夜景が見下ろせました(下)。

ランドマーク的な台北101。地上101階で名前はこれに由来するとか。91階の展望台からは、宝石箱のようなすばらしい夜景が見下ろせました(下)。

 

台北101のある信義区は、2013年に地下鉄が開通した新興エリア。

 

ショッピングモールやホテルが建ち並ぶ裏には文化遺産保全地区の四四南村があり、新旧が美しく融合しています。

 

台北101の高さは509.2m。91階の展望台からは、煌びやかな夜景が見下ろせます。

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