SUMAU'S SCENE
台湾でレトロとモダンを堪能
2泊3日の週末ショートトリップ
日本から近い台湾は、食事も美味しくて気軽な海外旅行にはぴったり。とくに台北はグルメもエステも観光も楽しめる町。近年、地下鉄が相次いで開通し、市内の移動も安全明快になりました。新興エリアにはお洒落なお店も続々オープン。今回は、王道の台湾観光スポットへ、2泊3日の週末旅をしてきました。
天空の町、九份(きゅうふん)へ
お洒落な茶藝館で上質な時間を過す
台北の桃園国際空港に到着。
2013年にリノベーションされたターミナルは、開放感のある天井が特徴的。高速バスで市内へ向かいました。
そして、天空の町、九份(きゅうふん)を目指しました。
九份(きゅうふん)は、台北からバスで1時間ほどの、かつて金鉱で栄えた、山の上にある町。
空気が澄んで、連なる山々を見下ろせます。雲と山と海が織りなす景色は幻想的。
茶藝館「九份(きゅうふん)茶坊」を訪れました。
築150年の建物をアーティスト・洪志勝がリノベーションした店内は吹き抜けになっていて、生けすには鯉が泳ぎ、水のせせらぎが響き、天井から葉がし垂れています。
お茶の作り方を教えていただいた後は、自分たちでお茶を淹れることができ、お湯も足してくれるので、ゆったりとした上質な時間を過ごせます。
レトロな基山街は、台湾ならではの飲食店、みやげ物屋が連なっています。
ショウガ茶、杏仁粉、餅菓子、毛筆、京劇のお面、人形など、伝統の品々が並びます。
九份散策のハイライトは、豎崎路(けんさきろ)の石段。夕暮れ時には軒下の提灯が点り、幻想的で郷愁を誘う景色が広がります。
台北101のある信義区は、2013年に地下鉄が開通した新興エリア。
ショッピングモールやホテルが建ち並ぶ裏には文化遺産保全地区の四四南村があり、新旧が美しく融合しています。
台北101の高さは509.2m。91階の展望台からは、煌びやかな夜景が見下ろせます。