SUMAU'S SCENE
北陸新幹線でいく
日帰り金沢・富山さんぽ
この春、金沢・富山〜長野間が開通したばかりの北陸新幹線に乗って、金沢・富山を日帰りトリップ。朝早く東京を出発して、金沢市内を巡って黒部峡谷トロッコ列車も満喫。歴史と文化と食に自然、魅力満載の北陸を駆け足でさんぽしてきました。
歴史、芸術、美食
情趣あふれる金沢を日帰り観光
東京駅からたった2時間28分で到着した金沢駅。
開放感に満ちたおもてなしドームを抜けると、シンボルである鼓門がお出迎え。
立派な駅舎の佇まいに、みなさん写真を撮っていました。
加賀藩前田家の居城跡、金沢城公園に向かいました。
天正11年に前田利家が造りはじめた金沢城ですが、落雷や火災で焼失してしまい、現存するのは、石川門と復元された菱櫓・五十間長屋・橋爪続櫓のみ。
かつて天守閣や重臣らの居住があった土地は、広大な広場になっています。
菱櫓からの眺めは絶景。長屋造りの五十間長屋では立派な梁や木組、石落としが見られます。
江戸時代、加賀藩公認の花街であった、ひがし茶屋町へ向かいました。
藩政期独特のお茶屋建築を残す町並みは、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。
かつて芸妓さんが三味線や舞いを披露したお茶屋を見物できたり、九谷焼や輪島塗り、金箔のお店が並びます。
金沢には、美味しさのなかに芸術をつめこんだ上品でかわいらしいものがたくさんありました。
金箔をまぶした烏骨鶏ソフトクリームの濃厚な甘みに、何度も唸りながらいただきました。
そのほか、黄金に輝く飴やおとぎ話の登場人物のアラレが浮かぶ葛湯など、目でも楽しめるものばかり。
金沢といえば日本海の新鮮な魚介。
近江町市場では魚介販売をしているほか、海鮮丼や回転寿しのお店が並びます。
高級魚ノドグロを気軽に堪能できるのも、市場ならではの楽しみです。