SUMAU'S SCENE

2015.08.24

夏満喫、涼しさを求めて
鎌倉・江の島さんぽ

今年の夏は、暑い。少しでも涼しく過ごしたい、でも夏は満喫したい’と画策して、思い立ったのが、海沿いに水族館がある湘南。新しいカフェやショップが続々登場し、日々進化している街でもあります。そんな潮流の中、時代に寄り添いながら長く愛され続けるお店と水族館を巡りました。

 

 

鎌倉の海から眺める江の島。プロジェクションマッピングでアートな雰囲気の新江ノ島水族館の大水槽(上)。

鎌倉の海から眺める江の島。プロジェクションマッピングでアートな雰囲気の新江ノ島水族館の大水槽(上)。

 

 

古き良き日本が生き継ぐ町
鎌倉探訪

 

東京から電車に揺られ、辿り着いた鎌倉駅。

 

美味しいかき氷を求めて「おいもカフェ金糸雀(カナリア)」さんへ。

 

こんもりとした白い氷山にとろんとした黄色いソース。白玉とあんこを添えて、木製カッティングボードにのった「かぼちゃかき氷」。

 

紫と緑と小豆色の和の配色がかわいい「抹茶と紫芋のジャーパフェ」。

 

味にこだわった和の甘味を、トレンドの食器と可愛らしい内装に囲まれていただける、そのギャップがたまりません。

 

 

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「おいもカフェ金糸雀(カナリア)」は鎌倉駅東口から徒歩5分。「かぼちゃかき氷」(下左)と「抹茶と紫芋のジャーパフェ」(下右)。

「おいもカフェ金糸雀(カナリア)」は鎌倉駅東口から徒歩5分。「かぼちゃかき氷」(下左)と「抹茶と紫芋のジャーパフェ」(下右)。

 

 

鎌倉駅を西側に廻ると、前から行ってみたかった、「ホテルニューカマクラ」を発見。

 

大正12年生まれの築80年、和洋折衷大正レトロなホテルで、鎌倉市景観重要建築物第27号に指定されています。

 

芥川龍之介氏と岡本かの子氏の出会いの場であり、映画「おと・な・り」のロケ地でもあります。

 

レースのかかったソファ、赤い絨毯、木のきしむ音。タイムスリップ乙女気分。大切に時間を重ねてきた、清廉とした空気が流れています。

 

洋室、和室、すべての部屋が異なる内装で、何度も訪ねたくなる、そんなお宿です。

 

 

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「ホテルニューカマクラ」は、鎌倉駅の線路横に建つ、築80年、和洋折衷大正レトロなホテル。乙女心を揺さぶられます。

「ホテルニューカマクラ」は、鎌倉駅の線路横に建つ、築80年、和洋折衷大正レトロなホテル。乙女心を揺さぶられます。

 

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ゲストルームや本館エントランスにも格調の高さを感じます。戦前は「山縣ホテル」という名で鎌倉有数の高級ホテルだったそうです。

ゲストルームや本館エントランスにも格調の高さを感じます。戦前は「山縣ホテル」という名で鎌倉有数の高級ホテルだったそうです。

 

 

江ノ電に乗って、極楽寺駅へ。

 

日本の古き良き昭和の風情がそのままで、蝉の鳴き声がジリリと響いています。

 

小さい頃、麦わら帽子を冠って田舎に帰省した夏休みを思い出します。

 

 

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江の電の極楽寺駅周辺は、昭和の風情を残したまま。「力餅家」は300年の歴史がある老舗。極楽寺駅も関東の駅百選にも選ばれています。

江の電の極楽寺駅周辺は、昭和の風情を残したまま。「力餅家」は300年の歴史がある老舗。極楽寺駅も関東の駅百選にも選ばれています。

 

 

 

 

 

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