SUMAU'S SCENE
自然とレトロとおしゃれカフェ
秋のほっこり馬場さんぽ
秋は、季節がこくこくと変わっていくさまを年間で一番感じられる季節ではないでしょうか。街路樹の葉の色は日に日に変化して落葉し、街のディスプレーはハロウィンからクリスマス、そしてお正月までお色直しを続け、太陽は、いる時間が短くなる分、やさしく包み込むような光線で角度を変え、空気はどんどん澄んでいきます。
そんな秋のある日、高田馬場、目白、早稲田へおさんぽにでかけました。
高田馬場から目白あたりは
自然やレトロがいっぱい
高田馬場というと、学生と居酒屋の街を思い出す方が多いかもしれません。
じつは、違う面があることに、気付いてしまったのです。
自然と、レトロと、ほっこりカフェが、たくさんあることに。
おさんぽのはじまりは、おとめ山公園。高田馬場駅を北へ徒歩10分。
都会の真ん中で、ホタルとカルガモと亀に出会える穴場の公園です。
原っぱと池と森でできています。
目白駅まで足を延ばして、学習院大学の門をくぐってみました。
一般の方も、2名以下であれば守衛所で手続きをすれば見学することができます。
(*3名以上は、事前に申請書提出)
山手線の駅から徒歩1分とは思えない、とても穏やかな時間が流れています。
歴史ある建築物と自然が、気品あふれる佇まいで点在しています。
学習院大学を下っていくと、都電が走っています。
はじめて見た都電に興奮し、「撮り鉄」と化し、ずっと入り待ち出待ちをしてしまいました。
なぜなら、来る車両が毎回デザインが違い、全部見たくなってしまうのと、車道の真ん中に立つ小さなホームのかわいさに、しばらく浸っていたくなってしまうから。
お気に入りはレトロ感たっぷりの黄色いボディに緑のラインと、クラシカルな茶色とベージュのツートンカラー。