SUMAU'S SCENE

2015.03.09
聖ポール天主堂跡。1835年の台風時の火災によってファザード以外は消失してしまいました。

聖ポール天主堂跡。1835年の台風時の火災によってファザード以外は消失してしまいました。

 

聖オーガスチン広場。広場周辺は聖オーガスチン教会などの建築物が並んでいます。

聖オーガスチン広場。広場周辺は聖オーガスチン教会などの建築物が並んでいます。

 

ドン・ペドロ5世劇場。1860年、中国で最初の西洋式劇場として建築された。

ドン・ペドロ5世劇場。1860年、中国で最初の西洋式劇場として建築された。

 

中央が聖ヨセフ修道院。その右がロバート・ホー・トン図書館。

中央が聖ヨセフ修道院。その右がロバート・ホー・トン図書館。

聖オーガスチン教会の内部。スペインの聖オーガスチン修道会によって1591年に創設された教会です。

聖オーガスチン教会の内部。スペインの聖オーガスチン修道会によって1591年に創設された教会です。

 

石畳の歩道と南欧風の建物

東西の文化が混在するマカオ

 

マカオ半島中心部のセドナ広場から聖ポール天主堂跡へ。

 

この道のりは、観光地らしく飲食店やお土産やさん、アパレルショップが並び、とても賑やかです。

 

聖オーガスチン広場の周りには、ドン・ペドロ5世劇場、聖オーガスチン教会、ロバート・ホー・トン図書館が隣接しています。

 

あたかも南欧の街を歩いているような気分。大航海時代のポルトガルとのつながりを感じるエリアです。

 

ラザロ地区。きれいな石畳の歩道が続いてます。

ラザロ地区。きれいな石畳の歩道が続いてます。

 

人力三輪車(ペディキャブ)に乗っての観光もおすすめです

人力三輪車(ペディキャブ)に乗っての観光もおすすめです

ポルトガルを感じさせるラザロ地区。

ポルトガルを感じさせるラザロ地区。

 

 

北へ少し歩いたラザロ地区は、石畳の歩道と南欧風の2階建ての長屋が続いています。

 

マカオ半島は、徒歩でも十分回れてしまいます。端から端まで歩くとおよそ4時間くらいです。

 

歩くのに疲れたらバスに乗ったり、お茶をしたり、自由気ままに街歩き。

 

治安がとてもよく、同じアジアなので、日本人が目立たないのも、安心して街歩きできる理由。人力三輪車もおすすめです。

 

 

ホテルウィンマカオの見事な噴水ショー。

ホテルウィンマカオの見事な噴水ショー。

 

質屋街。カジノのお金を捻出するために質屋が並びます。

質屋街。カジノのお金を捻出するために質屋が並びます。

マカオ・タワーは338m。なんとバンジージャンプもできます。

マカオ・タワーは338m。なんとバンジージャンプもできます。

 

夜景が素晴らしい、マカオ・タワーからの眺め。

夜景が素晴らしい、マカオ・タワーからの眺め。

 

 

夜は、ゴージャスなホテルがひしめく新口岸エリアへ。

 

カジノをしなくても、煌びやかなネオンやホテルのエンターテインメントショーを見るだけで「これぞマカオの醍醐味!」感を楽しめます。

 

東洋と西洋の文化が混在する魅力満点のマカオ。弾丸トラベルに訪れてみてはいかがでしょうか。

 

(写真・文/川野結李歌)

 

 

Profile:川野結李歌

横浜生まれ。大学卒業後(美術史専攻)、2013年よりフリーランスのカメラマンとして活動中。雑誌を中心に、ポートレート、映画、アート、建築など幅広く撮影。趣味は海外旅行、スケッチ、愛犬との昼寝。

 

マカオ歴史市街地区

マカオは、香港からは西に約60kmの距離にある、中華人民共和国の特別行政区。16世紀半ば、ポルトガル人がマカオに定住したことで、建築、アート、伝統、宗教などは、東洋と西洋、中国とポルトガルの各文化を融合した色彩を持っている。

マカオ半島の中心「マカオ歴史市街地区」は、2005年に世界遺産に登録。22の歴史的建築物と8カ所の広場を含む地域は、東西文化が融合・共存したマカオならではのユニークな歴史の証となっている。

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