SUMAU'S SCENE
台北でグルメやエステを楽しむ
滞在40時間の弾丸トラベル
台湾最古の歴史を誇る龍山寺(りゅうざんじ)へお参り。
仏教、道教、民間信仰の19の神様が集めて祀られているので、健康、金運、恋愛、それぞれのお願いごとをする人々で賑わっています。
お参りの手順やおみくじのひき方も独特です。
2014年秋に開通した松山(しょうざん)線に乗り、饒河街観光夜市へ向かいました。
慈祐宮から続く400mの道に、飲食、雑貨、占いなどの屋台が連なります。
日本では見られないくだものや新鮮な魚介料理、文鳥占いに興味津々。南国気候ならでは、マンゴーのかき氷は絶品でした。
2泊3日、滞在40時間の弾丸トラベル。
残り時間は、足裏マッサージと台湾式シャンプーで癒され、小籠包を食しました。
地下鉄によるアクセス向上により、短い時間の中で、効率よく観光することができ、満足度は120%。
みなさんも、ぜひ週末に台湾を訪れてはいかがでしょうか。
(写真・文/川野結李歌)
Profile:川野結李歌
横浜生まれ。大学卒業後(美術史専攻)、2013年よりフリーランスのカメラマンとして活動中。雑誌を中心に、ポートレート、映画、アート、建築など幅広く撮影。趣味は海外旅行、スケッチ、愛犬との昼寝。
九份(きゅうふん)
台湾北部、新北市にある山あいの町。一寒村に過ぎなかったが、19世紀末に金鉱が発見されたことで発展。日本統治時代には町としての最盛期を迎えた。その後70年代に金鉱が閉山されてからは急速に衰退。一時は忘れられた町となったが、80年代末に侯孝賢監督が映画「悲情城市」のロケに使ったことで再び町として脚光を浴びる。レトロ調で洒落た喫茶店やみやげ物屋などが建ち並び、かつての金鉱の町から観光地へと姿を変えたことで、人気スポットになっている。