SUMAUレストランクルーズ

2012.06.13

きれいな味が豊かな気持ちを紡ぎ出す
日本人が知らない韓国料理
【代官山】

誕生日や結婚記念日など、アニバーサリー・デーにお洒落して行きたいレストランから、大事な人たちと大切な時間を楽しむために訪れたいダイニングまで。お料理はもちろん、空間、雰囲気、おもてなしまでSUMAU読者の感度にフィットする“とっておき”レストランへとナビゲートします。

 

text by Jun OKAMOTO

photographs by Takemi KATO

 

一軒家のような隠れ家で

優雅な時間と美しい料理を堪能

 

りなんは

vol.3 李南河@代官山

 

代官山駅近くのビルの地下にひっそりとたたずむ小さなエントランス。そこをくぐると、まるで一軒家のように広々としたスペースが現れます。「ビルの中にこんなお店が隠れているなんて」。ここはそんなうれしいサプライズをはらんだ隠れ家レストラン。韓国の民家風の窓をはめ込むなどインテリアも印象的で、照明を落としたしっとりとした雰囲気とモダンで居心地のいい家具が織りなす非日常感が魅力です。

 

店名の「李南河」とはオーナーのフルネーム。李さんは「自分の家のようにゲストを迎えたい」といいます。焼き肉だけではない韓国料理を知って欲しいと、メニューは野菜料理や刺身、焼き魚、上質な和牛とバリエーション多彩。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

加賀野菜、輪島の魚、鳴門の魚、信州の果物、上質な和牛など、産地から直送する素材も選び抜いたものばかり。おいしい旬の野菜が使われた人気のキムチやナムルは自家製。韓国風のタレでいただく新鮮な魚の刺身もここならではのものです。どこか異国情緒漂うムードの中で出合う、伝統にモダンなテイストをプラスした現代のコリアンキュイジーヌ。それは旅に出かけたような楽しい気分を演出してくれます。

 

 

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