注目のデザイン
現代オフィスのためのオールラウンドなチェアだが、自宅書斎でもぜひ使ってみたい、機能性とデザインの魅力にあふれている。
新開発の素材と革新的なメカニズムが
機械のように美しい最先端チェアを生み出した
立体的なシートシェル構造を可能にしたのは、座った人の体に沿って柔軟に曲がるサイドフレームと、新開発のストレッチニットだ。
2本のサイドフレームのあいだに高い伸縮性と弾力性を持つファブリックを張ることで、座面とシートバックの一体成型が実現された。また、背部には2本のアルミニウム性のブラケットを配し、シート下部のスプリングと連動させることでリクライニングさせる。
「柔軟なフレーム構造」、「伸縮性の高いニット」、「安定性のあるメカニズム」という3つの要素を融合させたPhysix。いたってシンプルな構造ながら、前を向いて座る、後ろに反る、振り向くなど、人体のさまざまな動きを的確にサポートすると同時に、体の動きを最小限に抑えることができるという。
昨年、ドイツのケルン国際オフィス家具見本市「オルガテック」で発表され、注目を浴びたPhysixは、オフィスの新時代を築く最先端チェアだ。hhstyle.com青山本店では店頭展示もされているので、実際に座って、その実力を確かめてみてほしい。
機械のように美しいチェアは、オフィスに限らず、自宅書斎でも使ってみたい完成度の高い逸品だ。
高度な設計によるフレーム構造は、柔軟性と安定性を実現させるために最新のプラスチックを使用。
後ろに反ったり、振り向いたり、着座の状態のあらゆる動きをサポートするため、機構部に内蔵されたシンクロナイズドメカニズムがその機能を発揮する。
Physix
size : W63.5xD55.5xH88-100/SH39-51cm
cover : Fabric (TrioKnit)
base : deepblack / softgray / alminium polished
price : 11万8650円 ( 税込)
アルベルト・メダ(Alberto Meda)
1945年、イタリア生まれ。ミラノ工科大学で機械工学を学ぶ。現在はヴィトラ社をはじめ多くのメーカーでデザイナー、デザインディレクターを務めるイタリアデザイン界の巨匠。81年から5年間のアルファ・ロメオ社でのデザイン部長としての経験が、その後、素材とエンジニアリングの要素をデザインに持ち込み、アルベルト・メダ独自のデザイン手法を確立した。これまでも家具、照明の分野で数々の名作を産み出している。
関連サイト(アルベルト・メダ氏とPhysix)
http://www.youtube.com/watch?v=uKbEsLnSO74
hhstyle.com青山本店
住所:東京都港区北青山2-7-15 NTT青山ビル エスコルテ青山
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hhstyle.com:http://www.hhstyle.com/
ヴィトラ社:http://www.vitra.com/en-lp/product/physix