注目のデザイン

2013.12.02

イタリアのアートな器が食卓を彩る
トスカーナ生まれのハンドメイド陶器

テーブルに置くだけで絵になる器「セラミカ トスカーナ」の新作が発売された。イタリアの職人たちが技を結集して生み出した、陶器はハンドメイドのよさと、どこか懐かしい味わいを感じさせる。繊細なタッチで描かれた野菜の器が上質な食卓を彩る。

 

フィレンツェの名門一族たちが愛した

トスカーナの歴史ある窯元が生み出したアートな器

 

ルネサンス文化発祥の地であるイタリア、フィレンツェ。その郊外にあるモンテルーポは、陶器の窯元が数多く集まる陶芸の街だ。

 

モンテルーポの歴史は古く、15世紀にまで遡る。メディチ家やプッチ家などフィレンツェの名家がパトロンとなってモンテルーポの窯元の職人たちを支え、文化として花開かせた。高い技術と芸術性は、以来600年にわたって綿々と受け継がれている。

 

モンテポールで産出される陶器は「セラミカ トスカーナ」と呼ばれる。味わい深い土の素材感と釉薬のつや、繊細な筆づかいで描かれた絵柄が特徴だ。

 

セラミカ トスカーナは、成形から絵付け、焼成まで、いまもハンドメイドで仕上げられているため、同じ柄であっても、仕上がりサイズや形、絵のタッチが1枚1枚微妙に異なる。器という実用品であると同時に、アート作品でもあるのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハンディクラフトならではの風合いを感じるセラミカ トスカーナの新シリーズ。アンティチョークやアスパラ、グリーンオニオンの野菜が中心のラインナップ。

ボウル

サイズ:直径15㎝ 価格:1785円(税込)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セラミカ トスカーナの工場風景。イタリアを代表する技職人が高い技術を生み出している

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セラミカ トスカーナは、陶器の窯元が密集するフィレンツェ郊外のモンテルーポで15世紀に誕生。今も中世の街並みが残る。

 

 

 

 

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