注目のデザイン
「切る」と「食べる」
二つの顔をもつウッドプレート誕生
片面は「まな板」という、切るための調理器具
片面は「ウッドプレート」という、食べるための器
一枚の天然木の両面を、二つの役割で使い分ける。「face two face」は、そんなシンプルだけど新しい発想から生まれた。
片面はなんの変哲もないふつうのまな板だが、もう片面にはお皿&カトラリーや枝の広がりが美しい樹、幾何学模様などのデザインが施されている。プリントではなく建具に使われているレーザー加工で描かれているため、木目の美しさも際立つし、使用中にハゲてくる心配もない。
ふだん、料理は陶器や磁器のお皿に盛り付けることが多いと思うが、食材によってはウッドプレートのほうが映えることもある。チーズやキッシュ、ケークサレなどをカットしてそのままサーブできるのも使い勝手がよくていい。
サラダを生い茂る木の葉に見立てる。グリルしたかたまり肉をワイルドに盛り付ける。ピンチョスやフィンガーフードを彩りよく並べる。さまざまな素材、さまざまな形状の器が並べば、食卓もいっそう華やかになる。日常づかいはもちろん、ホームパーティーでも重宝することまちがいなしだ。
つくって楽しい・食べて楽しい。二つの顔をもつウッドプレート「face two face」。
さまざまなシーンで食卓を演出できる。
デザインまな板として調理でき、プレートとしても活用できるのは便利でオシャレ。檜の天然木とデザイン性で、
新しい一面を感じさせるプロダクトだ。
クリエイティブエージェンシーが
熱海市の木工所とコラボレーション
「face two face」は、木工技術とのコラボレーションによって開発されたことにも注目したい。
全国の地場産業と協力し、受注型の経営スタイルから脱却し、自ら発信していく経営スタイルを応援したい。こうしたことを目的にして、セメントプロデュースデザインが行っている、「NEXT FORM JAPAN-僕らの地域産業協業活動-」プロジェクトの一環として生まれた。
グラフィックやweb、プロダクト、CIなど幅広いジャンルでデザインを手がけてきたセメントプロデュースデザインのアイデア力とデザイン力。障子や欄間などの建具を製造して実績のある、静岡県熱海市の西島木工所の技術力のタッグによって、新しい魅力を持ったプロダクトが誕生したのである。
樹齢100年を超えるヒノキの板を削り出し、片面にグラッフィックのレーザー加工を施している。カタチも、まな板らしい長方形だけでなく、正方形や家のような五角形、ランダムにカットされたように見える多角形など多彩で、どんなシーンでどんな料理に使うか考えるだけでも楽しくなってくるはずだ。
大阪を拠点に活動を続けるクリエイティブエージェンシー、セメントプロデュースデザインと昭和初期に創業した西島木工所とのコラボレーション作品。「face two face」で、よりいっそう楽しい食のシーンを演出してみてはいかがだろう。
[S サイズ]
[L サイズ]
face two face(フェイス トゥー フェイス)
素材:檜
サイズ:[Sサイズ]W220mm×H220mm×D20mm、
[Lサイズ]W380mm×H220mm×D20mm
価格:[Sサイズ]6800円 (税抜き)/[Lサイズ]1万800円 (税抜き) 予定価格
オーダー:受注生産
有限会社セメントプロデュースデザイン
TEL:06-6459-0368
オンラインストア