丸の内スペシャル注目のデザイン
[丸の内スペシャル]
名作イームズシェルチェアに新仕様デビュー
バリエーションは何と5万1574パターンに!
チャールズ&レイ・イームズの傑作、シェルチェアがバリエーションを大幅に拡大、新しいラインナップがデビューした。誕生から64年を経てなお世界中から愛され続ける名作が、また新たな可能性を見せてくれた。伝統のデザインを守りながら進化を続けているイームズシェルチェアにあらためて注目する。
シェルやベースの素材、形状、色
究極のカスタマイズで自分だけの1脚を手に入れる
ミッドセンチュリー・モダンの潮流のさなか、1950年に誕生したイームズシェルチェア。
背もたれから座面、アームまでを一体成型することで生まれる滑らかなラインが特徴のデザインはもちろん、世界ではじめて大量生産を可能にした画期的なプラスチック製のチェアとして技術面でも大いに注目された。公共施設からオフィス、カフェ、個人宅まで幅広く愛されてきた名品の名品である。
発売当初、ファイバーグラス製だったシェル素材は、環境への配慮から2000年にプラスチック(ポリプロピレン)製に変更。2013年には現代の技術を用いてイームズ夫妻が実現を夢見ていたウッド製のモデルをリリースし、2014年3月には環境負荷を軽減したファイバーグラス製のシェルチェアが復刻している。
今回、シェルチェアのバリエーションをさらに広げ、新しいラインナップがハーマンミラージャパンから発表された。
シェルの素材や形状、カラー、ベースなどを、豊富な選択肢を自由に組み合わせ、セミオーダーのような感覚でカスタマイズすることで、完成品のバリエーションは従来の230パターンからなんと5万1574パターンにまで大幅に拡大している。