丸の内スペシャルデザインインフォメーション

2014.04.07

[丸の内スペシャル]
丸の内「相田みつを美術館」で
心に残る詩と書に出逢う

心に残る自作の詩を独自の書体で表現したことで知られる相田みつを。「書の詩人」、「いのちの詩人」とも称され、その書法や人間性に打たれる人は今もなお多い。丸の内の「相田みつを美術館」は、書家・詩人としての相田みつをの作品や生き方に直接触れることができる貴重な美術館。現在、生誕90年の特別企画「念ずれば花ひらく」が開催されている。

 

都会のオアシス的な存在

心に安らぎを与えてくれる美術館

 

今年、生誕90年目を迎える相田みつを。書家・詩人として、わかりやすい自作の詩を独特な書法で表現し、67歳で没してから23年が経っても、今もなお多くの人に感動を与えている。

 

誰のまねでもない、自分の言葉、自分の書を探求し続けた生涯。戦中、戦後の動乱の時代に青春期を過ごしたこともあり、「いのち」の尊さを見つめながら、独自のスタイルを確立した数多くの作品を生み出している。

 

そうした相田みつをの生き方や作品に直接、出会うことができるのが、東京・千代田区丸の内にある「相田みつを美術館」だ。

 

書籍に印刷された「文字」ではなく、相田みつをの直筆の「書」を広く知ってもらいたという願いから、1996年に銀座で開館。2003年からは、現在の東京国際フォーラムに移転し、書家・詩人の相田みつをの貴重な作品を一般公開している。

 

「相田みつを美術館」は、作品を鑑賞するのに1時間、余韻に浸りながらくつろぐのに1時間という意味から、「人生の2時間を過ごす場所」がコンセプトになっている。

 

そのため館内も、相田みつをが毎日、散策した栃木県足利市の八幡山古墳群をイメージ。くつろぎのスペースも設け、作品を鑑賞した後にゆったりと過ごすことができる。まさに、都会のオアシス的な存在で、疲れた時に心に安らぎを与えてくれるスポットとしてはうってつけの美術館だろう。

 

年間40万人もの来場者があり、個人名を冠した美術館としては、トップクラスの来館者数。美術館に滞在している時間が長く、リピーターが多いというのもうなずける。

 

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(左)心に残る自作の詩を独自の書体で表現。「書の詩人」、「いのちの詩人」とも称される。

(右) 相田みつを(1924~1991年)。生涯、栃木県足利市で創作し続けた。

 

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(左)東京国際フォーラムにある「相田みつを美術館」。

(右)館内に入ると美術館の案内を映像で紹介する「電子井戸」が待ち受ける。

 

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(左)「人生の2時間を過ごす場所」がコンセプト。ゆっくりと作品を観賞することができる。

(右)館内カフェ。相田みつをが散策した栃木県足利市の古墳群をイメージしたくつろぎのスペースもある。

 

 

 

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