丸の内スペシャルデザインインフォメーション
[丸の内スペシャル]
丸の内がアートで彩られる!
若手アーティストの現代美術展

将来性のあるアーティストの
登竜門になっている現代美術の展覧会
毎年、丸の内のパブリックスペースで開催されて、今年で8回目を迎える「アートアワードトーキョー 丸の内2014」。
若手アーティストの発掘や育成を目的とした現代美術の展覧会で、これまでもさまざまなシーンで活躍する多くのアーティストが誕生。将来性あるアーティストにとっての登竜門としても知られている。
全国の主要な美術大学、芸術大学、大学院の卒業制作の中から選抜された、約30作品を展示。公開審査によって、グランプリ、審査員賞など全13賞が決定。新たな才能が花開く。
これまで7回の「アートアワードトーキョー 丸の内」で紹介されたアーティストの数は275名。この展覧会から羽ばたいて、国内のみならず海外でも活躍しているアーティストも多い。
丸の内・行幸地下ギャラリーで開催中の「アートアワードトーキョー 丸の内」の会場風景。

佐々木 成美 東京藝術大学

朝倉 優佳 女子美術大学大学院
丸の内の行幸地下ギャラリーで開催
誰でもが気軽にアート観賞を楽しめる
8回目となる今年は、放送作家やミュージシャンなど、幅広い分野で活躍している倉本美津留氏をゲスト審査員に起用したことも特徴。アーティストやキューレーターとは異なる新しい視点を取り入れることで、これまでにないアワードを目指している。
また、美術館などの限られた建物内ではなく、オフィス街を代表する丸の内のパブリックスペースで開催されることにも注目したい。会場となっているのは丸ビルと新丸ビルの間にある、全長220mもの行幸地下ギャラリー。
ビジネスマンやショッピングに訪れる人々が、約1万人も往来する地下ストリートだけに、誰でもが気軽にアート観賞を楽しめるメリットは大きい。アートとの新しい場を創り出し、若いアーティストの可能性も広げている。
次世代を担うアーティストたちの鋭敏な感性が一堂に介し、丸の内の地下ストリートがアートで彩られる「アートアワードトーキョー 丸の内2014」。期間中には、ぜひとも訪れてみたい。30人のアーティストの作品は、5月25日(日)まで展示されている。

伊藤 早樹子 東北芸術工科大学

廣田 郁也 京都造形芸術大学大学院
2014年のゲスト審査員の倉本美津留氏(放送作家、ミュージシャン)
アートアワードトーキョー 丸の内2014
開催場所:東京都千代田区丸の内2-4-1(行幸通り地下)
開催日程:4月26日(土)~5月25日(日)会期中無休
入場料:無料