注目のデザイン

2013.06.03

高いデザイン力と技術力から生まれた
最先端チェアPhysix(フィジックス)

見ているだけでも美しい一脚のチェアとの出会いは、新たな生活シーンを創造してくれる。

イタリアの巨匠、アルベルト・メダ氏のデザインし、人間工学的に優れ、高い機能性を備えた究極のチェア、「Physix(フィジックス)」がヴィトラ社から登場。オフィスに限らず、自宅書斎でも使いたい完成度の高い逸品だ、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最新テクノロジーを最大限に使ってデザインされたPhysix。洗練されたフォルムが美しい。

 

 

 

 

 

エンジニアリングの要素をデザインに持ち込むという、

独自のデザイン手法による新しいオフィスチェアの提案

 

チェアは座るためのものだが、ただ「腰をかけられればいい」わけではない。とくにデスクワークでは、座っている時間が長いうえ、パソコンを操作したり、書きものをしたり、資料を読んだり、背後のものを取ったり、隣の人と打ち合わせをしたりと、座ったままさまざまな動きをすることになる。

 

しかも何よりもデザイン性が重要だ。インテリアとしての存在力が、その価値を高めてくれる。見ているだけでも美しいチェアと出会うことで、新たな生活シーンが生まれてくる。機能性、耐久性、座り心地、デザイン、作り手の思想まで把握することで、ようやく一脚のチェアに出会えることになる。

 

多様化するオフィスシーンのさまざまなニーズを元に、体に負担をかけず、快適かつ機能的に座れるオフィスチェアとして誕生したのが、Physixだ。デザインを手がけたのは、イタリアの巨匠、アルベルト・メダ氏。開発の途上で、メダは「デザインは堅硬な要素と柔軟な要素の相互作用だ。そして、その形状は設計プロセスのあいだに生まれる」と語ったという。

 

ミラノ工科大学で機械工学を学んだ経歴を持つメダ氏は、柔軟性と安定性を実現させるため、工学的な知識を最大限に使って設計に取り組んだ。洗練されたデザインと厳選された素材を採用し、快適性とエルゴノミクスの両面において高い信頼性を実現したのである。

 

イタリアの自動車メーカー、アルファ・ロメオ社のデザイン部長としての実績もあるメダ氏。エンジニアリングの要素をデザインに持ち込むという、独自のデザイン手法が、この一脚のチェアを生み出している。

 

 

エンジニアリングの要素をデザインに持ち込むという、アルベルト・メダ氏の独自のデザイン手法で生まれたチェア。機能性にも優れている。

 

 

 

 

 

 

「柔軟なフレーム構造」「伸縮性のあるニットカバー」「安定性のあるメカニズム」の3つの要素が融合。

 

 

 

 

 

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