注目のデザイン

2013.06.24

 

紙にはメッセージやイラストを描けるため、自分だけの「紙のイス」も表現できる。

 

紙が持っている優しさや心地良さを感じとれ

既存の枠にとどまらない自由な発想のプロダクト

 

制作を手がけたのは「かみの工作所」。印刷紙器会社(福永紙工)で培われた技術を活かし、1枚の紙をさまざまに加工することで、インテリア・プロダクトとして「かみのプロダクト」を数多く制作している。

 

1枚の四角い紙を打ち抜いたり、穴をあけたり、折ったり、切ったりして、紙をさまざまに活用することで、暮らしに役立つユニークな道具としても提案。見ても使っても楽しいモノばかりだ。

 

藤森さんとのコラボレーションで実現した「紙のイス」も、紙を活用することで、既存の枠にとどまらない自由な発想で生まれたプロダクトに仕上がった。自分なりの小さな世界を表現でき、新しい部屋のインテリアとしても楽しむことができる。

 

紙の素材が本来持っている優しさや心地良さをあらためて感じとれ、デザインの可愛らしさやカラフルな色彩も楽しめる「紙のイス」。これまでにないインテリアグッズとして注目したいプロダクトだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自由な発想で生まれた新しいプロダクト。部屋のインテリアグッズとして活用したい。(写真・藤森泰司アトリエ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

No.01  CHAIR  チェア

1050円(税込)

カラーはホワイト、ブルー、レッド、グレーの4色。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

No.02  ARMCHAIR  アームチェア

1365円(税込)

カラーはホワイトのみ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

No.03  SOFA  ソファ

1365円(税込)

カラーはホワイトのみ。

写真/阿部良寛

 

 

藤森泰司 (ふじもり たいじ)

家具デザイナー。1967年、埼玉県生まれ。1991年、東京造形大学造形学部デザイン学科卒業後、家具デザイナー大橋晃朗に師事。92年より長谷川逸子・建築計画工房に勤務。99年に藤森泰司アトリエ設立。家具デザインを中心に据え、建築家とのコラボレーション、インテリア・プロダクトデザイン分野で活動中。近年は家具的な思考を掘り下げていくことで、スケール問わずにさまざまなデザイン分野へ活動領域を広げている。桑沢デザイン研究所、武蔵野美術大学、多摩美術大学、東京造形大学非常勤講師も務める。

 

問い合わせ

藤森泰司アトリエ

http://www.taiji-fujimori.com/

かみの工作所

http://www.kaminokousakujo.jp

 

購入できる主な店舗

「西荻紙店」

http://www.nishiogishiten.jp/

KITTE 4F「マルノウチリーディングスタイル」

http://jptower-kitte.jp/shop/409.html?n=1

 

*ワタリウム美術館のミュージアムショップ「ON SUNDAYS」で、かみの工作所「NEWS PAPER展 vol.2」を開催中。

6月22日 (土) 〜8月4日 (日) までの期間中、「紙のイス」をメインとしたフェアでトークイベントも予定。

 

鈴木康広×福永紙工・かみの工作所 トークイベント

「紙からうまれ、紙になるもの」

日時:7月24日 (水) 20:00〜22:00

会場:「ON SUNDAYS」 (ワタリウム美術館B1F)

出演:鈴木康広・藤森泰司・萩原修

参加費:1,500円

http://www.kaminokousakujo.jp/news/2013/06/news-paper-vol2.html

 

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