注目のデザイン
ランディチェアと同じくアルミニウム素材で構成されたデイビーテーブル。余分なデザインをそぎ落とし、究極の普遍性は永遠の美とも捉えられる。
アウトドアでの条件をクリアし、デザイン的にもランディチェアの相手として申し分ないデイビーテーブル。1984年生まれの新進気鋭のスイス人デザイナー、ミシェル・シャーロットによって生みだされた。
1984年生まれのミシェル・シャーロットがデザイン
シンプルで究極の普遍性を追求したデイビーテーブル
デイビーテーブルはアウトドア用のテーブルとして、ミシェル・シャーロットの手によって生みだされた。同じくスイス生まれで、1984年生まれの新進気鋭のデザイナーだ、
アルミニウムによる、コンパクトで、一見「どこにでもある」ようなスタイル。余分なデザインをそぎ落とした究極の普遍性は、永遠の美を約束するとも捉えられるだろう。
スタッキング機能のほか、凹凸のある場所にも対応できるようグライドの高さ調整も可能。天板の中央部にはパラソル用の丸い穴も開いている。アウトドアに望むべく条件をスマートにクリアしていくデイビーテーブルは、ランディチェアの相手として申し分ない。
およそ85年の時を隔てたアルミニウム家具のコーディネイトは、hhstyle.com青山本店で先行発表された。シンプルだからこそ成し遂げられる、自由自在の空間づくり。冒頭で、アウトドアで使うことを想定されていると述べたが、いやむしろ、そんな約束は反故していい。
ブランチテーブルとして休日を彩ったり、オフィサーたちのミーティングテーブルとしてアイディアを交換したり。きっとそんな自由な遊び心を、かのデザイナーたちも待っていると思うのだ。
アルミニウム素材でコンパクトなデイビーテーブル。スタッキング機能のほか、凹凸のある場所にも対応できるようにグライドの高さ調整も可能。天板の中央部にはパラソル用の丸い穴も開いている。
ランディチェアとデイビーテーブルによる新旧のコラボレーション。シンプルだからこそ成し遂げられる自由自在の空間づくりは、アウトドアに限らずさまざまなシーンで活躍しそうだ。
ランディチェア：5万7000円（税抜）デイビーテーブル：10万6000円（税抜）
ハンス・コレー（Hans Coray）
1906 年スイス、チューリッヒに生まれ。教師の父からアートを習い、ダダイストやバウハウス関係者などと交流を持ちながらキャリアを積む。チューリッヒ大学卒業後は、デザイナーとて家具デザインに携わる。1939 年、チューリッで開催されたスイス国際博覧会でデザインした椅子《Landi》が、公式屋外用チェアとして採用され、20 世紀のデザイン史にその名を刻んだ。
ミシェル・シャーロット（Michel Charlot）
1984 年スイス、ローザンヌに生まれ。大学でデザインを学んだ後、ジャスパー・モリソン氏のオフィスでデザイナーとして経験を積む。2011 年に独立。2013 年にU-turn（照明器具）で、スイスで最も評判が高い《デザインPreis Schweiz》を受賞。デザインするというすべての過程で、無駄なく作業することを得意とし、実践的な若手デザイナーとして注目を浴びている。
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