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2018.03.19

世界の機内食カップを一堂に展示
お国柄を感じるモダンなデザイン

海外に行く時、飛行機の機内食で出されるカップ。このプラスチック製カップを1950年代から集めた、約150個のコレクション「Airplane Cups」展が、東京・三宿の「SUNDAY」で開催されている。航空会社のお国柄を感じるモダンなカップたちを眺めながら、カフェタイムを楽しんでみてはいかが。

 

(左)パンナム航空(1966年)。(右)エールフランス(年代不明)。

 

 

GKデザインの創立メンバーによるコレクション

貴重な約150個の機内食カップを公開

 

海外旅行が珍しかった1950年頃は、航空会社は乗客へのサービスを考え、機内用のカップのデザインにもお国柄が表れ、空の旅をさらに楽しませてくれていた。

 

今回、展示されたカップのコレクションは、GKデザインの創立メンバーだった曽根靖史(やすみ)さんと曽根眞佐子さんによって、「飛行機=その国の顔」という視点で、1950年代から集められた貴重なものばかり。

 

(左)エールフランス(年代不明)、(右)トランスワールド航空(1970年代)。

 

GKデザインは、キッコーマンのしょうゆ卓上瓶や、オートバイのヤマハ「VMAX」などで知られ、戦後、日本のプロダクトデザインの発展に大きく貢献した。草創期のGKデザインの若きデザイナーの心を掴んだのが、各国のデザインを象徴する機内食のカップだった。

 

当時のカップは、一流デザイナーが手がけているものも多く、そのモダンなデザインに魅かれてコレクションを集めるきっかけになった。その数は約150個、世界各国の航空会社、約50社以上にもなる。

 

(左)日本航空(1970 年代)。(右)日本航空(2000年代)。

 

展示されているモダンなカップを眺めていると、その国らしい特徴がよく表されていて、資料として歴史的な価値も高い。飛行機という限られた空間で使用され、機能性が求められる器であっても、シンプルながら美しいデザインは時代を超えて新しさも感じることができる。

 

滅多に出会えないコレクションであり、旅好きや飛行機ファンのみならず、インテリアに関心の高い人にも、古くて新しいカップデザインは新鮮に見えるはず。カフェでモダンなカップを眺めながら、海外旅行の記憶を思い出してみてはいかが。

 

展示された機内食カップの数々。世界各国のモダンなカップを眺めながらカフェタイム。

 

 

「Airplane Cups」展

会期:2018年3月10日(土)~4月22日(日)

場所:SUNDAY CAFÉ ART RESTAURANT

住所:東京都世田谷区池尻2-7-12 B1F

電話:03-6413-8055

営業時間:11:30-23:00(L.O 22:00)[水曜日-18:00]

http://sunday-cafe.jp/

*カフェの一部で展示、入場料無料(ワンドリンクオーダー)。貸切営業日もあるので要確認。

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