Season's Home Deli
豪快! 丸鶏ロースト
最後にメインの丸鶏のマリネローストをご紹介します。
今回は500gの“ゲームヘン”という小さな雛鶏を使いましたが、
手に入りやすい骨付きのもも肉でも代用できます。
BBQに持っていく場合には、骨付きもも肉をマリネしておき、
当日炭火でじっくり焼くと大変おいしいです。
丸鶏であれば、ローストして身をほぐしたものを持っていくと便利でしょう。
冷めてもとても美味ですので、マヨネーズと和えてチキンサラダにしてもGoodです。
丸鶏のマリネロースト
材料(4人分)
丸鶏…………………………………………………………1羽500g
【または、骨付きもも肉…………………………………3、4本】
(フォークかナイフでまんべんなく身に穴をあける)
<マリネ液>
レモン1/2個の絞り汁……………………………………50㏄
白ワイン……………………………………………………50㏄
エクストラバージンオリーブオイル……………………50㏄
にんにく……………………………………………………3片(25g。みじん切り)
生タイム……………………………………………………3本(枝ごと使用)
パプリカパウダー…………………………………………大さじ1/3
クミンパウダー……………………………………………小さじ2/3
カイエンヌペッパー………………………………………少々
塩・こしょう………………………………………………適宜
作り方
1.ファスナー付のビニール袋にマリネ液と鶏肉を入れ、6時間から一晩冷蔵庫でマリネする。
2.オーブンは190℃にセットしておく。
3.深めの耐熱皿またはバットに鶏肉を出し、両面に塩こしょうし、マリネ液をそそぐ。
4.オーブンで約35~40分ほど焼く。
POINT
*ローストするときは、冷蔵庫から早めに出して肉の温度を室温に戻すのがベストですが、
急いでいる場合には冷たいまま焼いても大丈夫です。
*骨付きの肉類をローストするときの焼き上がりの目安は、骨近くに金串またはペティナイフを刺し、透明な汁が出ればOKです。
recipe&cooking
料理研究家/フードコーディネーター
久須美 光子
東京都港区生まれ。料理は1990年頃より和・洋・中・インドとジャンルを問わず習い始め、2003年に渡豪。シドニーで出会ったギリシャ人女性シェフから、モロッコやトルコを含む地中海料理全般を教わる。帰国後、フードコーディネーター資格を取得し、会員制地中海料理教室をスタート。フランス食品振興会主催コンテストなどでの受賞歴を持ち、数々のメディアで活躍する一方で、最近は男性向け家庭料理教室も開講している。