Season's Home Deli
季節の変わり目には、
免疫力アップのおめかしメニューを
寒暖差のある日々が続いているこんな時期には、
免疫力をアップする食材を使ったお食事で元気に乗り切りたいですね!
今月のメイン料理は健康維持と脂質代謝に優れた豚フィレ肉のロースト、
副菜のサラダには医者いらずと言われる旬のりんご、カラダを温める生姜が
たっぷりのシャンディガフ風シロップをご紹介したいと思います。
このメニューでカラダの中からハツラツと過ごしていきましょう!
今月のメインRecipe:豚フィレ肉ブルーチーズ、ベーコン巻きロースト
見た目は難しそうですが、豚フィレ肉を観音開きにしてブルーチーズを
乗せて巻き込み、表面にベーコンを巻きつけてローストするだけの簡単料理です。
ブルーチーズとベーコンの塩気と旨味が十分なため、ソースは要りません。
焼いてカットしたらそのままゴージャスなメインになりますので、
ぜひお試しいただければと思います!
材料(4人分)
豚フィレ肉………………………………………300g(2本。観音開きにし、両面に塩・こしょう)
ブルーチーズ……………………………………200g(ランダムな大きさに崩しておく)
ベーコンスライス………………………………8枚
<飾り用>
クレソン…………………………………………適宜
作り方
1.オーブンは220℃にセットしておく。
2.観音開きにした豚フィレ肉の中央にブルーチーズを広げる。
3.2をかぶせるようにもう1本の豚フィレ肉をのせて、キャンディーのような形にする。
4.3の表面にベーコンを一枚ずつ巻きつけて、バラバラにならないように、
タコ糸でぐるぐるに縛る。
5.オーブンで15分ほどローストする。
6.焼きあがったらアルミホイルで包み肉汁を落ち着かせるために20分以上休ませ、
1.5cm厚さにカットして盛り付ける。
プラスワンINFO
*ブルーチーズはお好みの種類でOKです。
甘み、酸味、塩味のバランスが絶妙
アーティスティックな春サラダ
次にご紹介するのは、旬のりんごをヨーグルトソースで食べるサラダ。
単純なサラダなのでプレゼンテーションはちょっと派手に!
薄くスライスしたりんごのシャキシャキ食感としっとりとした生ハム、セロリの苦味、
香ばしいクルミのコンビネーションが、楽しい一皿となりました。
旬のりんごと生ハムのサラダ ヨーグルトソース
材料(4人分)
りんご……………………………………………1個(3mm厚さの輪切り)
セロリ……………………………………………1本(茎部分を4cm長さにスライス。葉はちぎる)
生ハム……………………………………………4枚(食べやすい大きさにちぎる)
クレソン…………………………………………4本(ざく切り)
クルミ……………………………………………1/4カップ(フライパンで乾煎り、一口大に切る)
<ヨーグルトのソース>
プレーンヨーグルト……………………………3/4カップ
マヨネーズ………………………………………大さじ1
スムースマスタード……………………………小さじ2
レモン汁…………………………………………小さじ1
塩・こしょう……………………………………各少々
作り方
1.盛り付け皿にスライスしたセロリ、クレソンを配し、中央にりんご、生ハムとセロリの葉を
のせて上からヨーグルトソースとクルミをかける。
アップルジンジャーでほっこり
優しい味わいのビアカクテル
最後にご紹介するのは、シャンディガフ風ビール。
りんごと生姜で作ったシロップをビールに加え、風味と口当たりの良いカクテルビールにしました。
作ったシロップはワインやホットティーに加えても、
バニラアイスクリームにかけても美味しいです。
様々なアイデアでお楽しみくださいね。
自家製アップルジンジャーシロップとビールのシャンディガフ風カクテル
材料(作りやすい量)
りんご……………………………………………1個(325g。1cm角切り)
きび砂糖…………………………………………200g
水…………………………………………………1/2カップ
生姜………………………………………………20g(2mmスライス)
シナモンスティック……………………………1本
アニス……………………………………………1個
ビール……………………………………………適量
作り方
1.大きめのボウルにりんごと生姜を入れ、上から砂糖をかけてそのまま30分以上放置する。
2.鍋に1を全て入れ、シナモン、アニス、水を加えて20分〜30分中弱火で煮る。
3.冷えたら保存容器に移し、冷蔵庫に入れて冷やしておく。
4.お好みのグラスにビールを注ぎ、シロップ少々と小さじ1ほどの煮たリンゴを入れて飲む。
プラスワンINFO
*1では、放置している間にりんごから水分が出ます。それも含めて全てを鍋に入れて煮ましょう。
(文・ 久須美光子 写真・松永直子)
recipe&cooking
料理研究家/フードコーディネーター
久須美 光子
東京都港区生まれ。料理は1990年頃より和・洋・中・インドとジャンルを問わず習い始め、2003年に渡豪。シドニーで出会ったギリシャ人女性シェフから、モロッコやトルコを含む地中海料理全般を教わる。帰国後、フードコーディネーター資格を取得し、会員制地中海料理教室をスタート。フランス食品振興会主催コンテストなどでの受賞歴を持ち、数々のメディアで活躍する一方で、最近は男性向け家庭料理教室も開講している。