Season's Home Deli
スパイスたっぷりの地元流
インド料理で元気をチャージ
7月のRECIPE : スパイス使いが絶妙のインド料理
雨で寒かったり、蒸し暑かったりと気温差が激しい
日々が続いていますが、皆さんお元気ですか？
こんな時にカラダが求めるのは元気になれるお料理ですね！
今月は、カラダの中から元気になれる、スパイスをたくさん使ったインド料理を
ご紹介したいと思います。
トップの写真は、今回の献立を定食風に盛り付けたもの。
お盆のような大皿はターリと呼ばれ、ここにはナンやライスを直接盛り付け、
カトリといわれる小さなカップにカレーなどを入れて一緒に並べます。
こういう食器も今ではネットで買うことができますから、インド料理気分を
簡単に味わえますよ。
カトリは重ねて収納ができるので、たくさん持っています。
一部は調理用として便利に使っていますよ。
食材を切って入れておいたり、少量の調味料を混ぜ合わせたり、
水溶き片栗粉を作るときなどに大活躍しています。
ステンレスなので匂いがつきにくいし、形も洗いやすく、オススメです。
今回のメインは、鶏肉のビリヤニ風ごはん。
それにタンドーリチキン、じゃがいものサブジという炒め物、
インド風のヨーグルトサラダ、ライタをサブメニューにしました。
このメニューにビールは最高です(笑)。
是非お友達やご家族と一緒に、楽しんでくださいね。
炊飯器で手軽にできる
インド風炊き込みごはん
ビリヤニというのは、米料理のことを指しますが、
簡単にいうと炊き込みごはんです。
本格的なビリヤニは、大変手間のかかるお料理。
今回は少し邪道かもしれませんが、炊飯器を使ってできる
オリジナルのレシピにしました。
食欲を刺激するスパイシーな良い香りが炊いている間に広がって、
食べる前から幸せな気分になりますよ。
ビリヤニご飯に使う鶏肉は、マリネヨーグルトに浸け込んだものを使用しますが、
タンドーリチキン用と一度に漬けて、調理時に分けると効率的です。
ビリヤニご飯のみを作るときは、鶏もも肉を足すのがコツ。
その場合の分量などは、下記「ブラスワンinfo」を参考になさってください。
鶏肉のビリヤニ風ごはん
材料（４〜6人分）
バスマティライス（インディカ米）……３合（540㏄分）
鶏手羽元……………………………………500ｇ（骨のまわりや肉部分にナイフで数か所ずつ刺しておく）ベイリーフ…………………………………2枚
黒こしょう（粒）…………………………7粒
クローブ（粒）……………………………4粒
赤唐辛子……………………………………1本
オリーブオイル……………………………大さじ３
＜マリネ用スパイスヨーグルト＞＊タンドーリチキン（鶏もも肉500ｇ分）と共用。
無糖プレーンヨーグルト…………………360㏄
クミンパウダー……………………………小さじ３
塩……………………………………………小さじ２
パプリカパウダー…………………………小さじ２
ターメリックパウダー……………………小さじ1 1/2
コリアンダーパウダー……………………小さじ１
黒こしょう…………………………………小さじ１弱
カイエンヌペッパー………………………小さじ1/3
作り方
１．ジッパー付きのビニール袋にマリネ用スパイスヨーグルトの材料をすべて入れ、よく混ぜる。
２．鶏手羽元（＋タンドーリチキン用もも肉）を1に入れ、冷蔵庫で一晩漬け込む。
３．バスマティライスはさっと水洗いし、ザルにあげて水気を切っておく。
４．小さなフライパンにオリーブオイル、ベイリーフ、黒こしょう、クローブ、赤唐辛子を入れてから火をつける。
オリーブオイルを熱してからスパイス類を入れると焦げるので注意。
５．弱火でじっくりと香りを引き出し、良い香りがでてきたら火から下ろし、スパイスが焦げないようにする。
６．２のタンドーリチキン用もも肉は、マリネヨーグルトをなるべく手で取り除いてから別皿に移す。
７．炊飯器にバスマティライスを入れて、５をオイルごとまわしかけ、６の手羽元と残ったマリネヨーグルトをすべて上にかける。
８．７に水を5合の線までくるように徐々に足し、混ぜずに炊飯をスタートさせる。
９．炊き上がったら混ぜ合わせ、10分ほど蒸らしてから食べる。
プラスワン INFO
＊塩分の味付けを薄めにしてあります。
インドカレーをかけてちょうど良いくらいの塩加減にしてありますので、
少々物足りないかと思います。
炊き上がってから味見をし、不足ならば塩を足してください。
または各自食卓で塩を振っていただいても良いですね。
＊単品でこの料理を作る場合には、鶏もも肉150ｇ（A）を新たに用意し、
マリネヨーグルトの全材料の半量に、レシピの鶏手羽元500ｇと
大きめの一口大に切った（A）を加えてマリネします。
単品で食べる場合には手羽元だけより、鶏もも肉を足したほうが味に深みがでます。
あとの作り方や分量は同じです。
スパイスの調合が要。
簡単・本格派のタンドーリチキン
次は、オーブンにお任せのタンドーリチキンです。
スパイスヨーグルトにマリネしておいて、あとは焼くだけの簡単なお料理。
それでいてとても手間のかかったような、スパイスの深みが感じられる美味しい一皿です。
BBQで炭火なら最高に美味しいですよ！
タンドーリチキン
材料（4人分）
鶏もも肉……………………………500ｇ（大きめの一口大にきっておく）
＜マリネ用スパイスヨーグルト＞
＊ビリヤニのレシピを参照。
単品で作るときには、上記基本量のスパイスヨーグルトに対し、
鶏もも肉を1㎏にすると、おかずとして最適な量（4-6人分）になります。
作り方
１．オーブンは200℃にセットしておく。
２．網付のオーブン皿に、余分なヨーグルトを手でふきとった鶏肉を並べる。
３．オーブンで20分前後焼き、ところどころに焦げ目がついたら取り出す。
プラスワンPOINT
＊途中で鶏肉を返す必要はありません。
