Season's Home Deli

2014.07.02
インド料理の味わいを

引き立てるスパイスヨーグルト

 

次にご紹介するのは、ヨーグルトベースのライタ。

カレーやビリヤニにかけても、サラダとして単品で食べても美味しいものです。

作る人によって入れるスパイスや野菜はさまざまで、自由。

今回はシンプルに仕上げてみました。

是非お試しくださいね。

 

3

 

ライタ

 

材料(4人分)

無糖プレーンヨーグルト…………………………………………………200㏄

水………………………………………………………………………………50㏄

クミンパウダー、カイエンヌペッパー、ガラムマサラ、塩…………各ひとつまみ

きゅうり、トマト……………………………………………………………各適宜

 

作り方

1.小さなボウルに上記材料をすべて入れよく混ぜ合わせる。

 

プラスワンINFO

*加えるスパイスは、クミンとカイエンヌペッパー、塩だけでもOK。

野菜は、他に玉ねぎのみじん切りやパクチーを入れるのも美味しいです。

 

 

マスタードシードで仕上げる

インド定番のポテト料理

 

最後にご紹介するのは南インドでよく用いられるマスタードシードを使った

香ばしい香りのするじゃがいものサブジ。

サブジとは炒め物の意味で、副菜として楽しまれています。

これも簡単にできるものなので、作ってみてくださいね。

 

4

 

南インド風じゃがいものサブジ

 

材料(4人分)

じゃがいも……………………………………………………………500g

(皮をむいて2-3㎝角に切り、電子レンジで楊枝が通るくらいまでゆでる)

玉ねぎ…………………………………………………………………1/2個180g(繊維に沿って薄切り)

赤唐辛子………………………………………………………………2本

マスタードシード、ターメリックパウダー、ガラムマサラ……各小さじ1

カイエンヌペッパー…………………………………………………小さじ1/4~1/3(好みで調整)

塩………………………………………………………………………少々

オリーブオイル………………………………………………………50㏄

 

作り方

1.ゆでたじゃがいもはボウルに移し、マスタードシードと塩以外のスパイスをまぶしておく。

2.フタ付きのフライパンを用意し、オリーブオイル、マスタードシードと赤唐辛子を入れてフタをし、火をつけ中弱火にする。

オリーブオイルを熱してからマスタードシードと赤唐辛子を入れると焦げるので注意。

3.マスタードシードがパチパチとはじけ始めたら弱火にし、はじける勢いが弱くなったらフタを外して玉ねぎを入れる。

4.3の玉ねぎが薄く色づいたら、1のじゃがいもを入れる。スパイス類がボウルに残っていたらそれも入れる。

5.4に塩を加えひと混ぜしたら、フタをして弱火で約15分、蒸らすように火を入れる。

6.時々かき混ぜながら、ところどころ焦げ目がつくまで火を通す。

7.味見をし、塩味を調えて火からおろす。

 

プラスワンINFO

* このサブジにもライタはよく合います。

 

recipe&cooking

料理研究家/フードコーディネーター

久須美 光子

東京都港区生まれ。料理は1990年頃より和・洋・中・インドとジャンルを問わず習い始め、2003年に渡豪。シドニーで出会ったギリシャ人女性シェフから、モロッコやトルコを含む地中海料理全般を教わる。帰国後、フードコーディネーター資格を取得し、会員制地中海料理教室をスタート。フランス食品振興会主催コンテストなどでの受賞歴を持ち、数々のメディアで活躍する一方で、最近は男性向け家庭料理教室も開講してい

る。

 

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