Season's Home Deli
豪快・バックリブの男前グリルと
すいかの爽やか夏サラダ
8月のRECIPE : ポークリブのオーブン焼き&すいかとチーズのサラダ
暑い夏真っ盛りの日々、いかがお過ごしですか?
早くも夏バテしている方はいらっしゃいませんか?
冷たいものやあっさりしたものばかりを欲してしまいがちな
夏のお食事ですが、そういう時こそパワーをつけられる
ガッツリお肉料理はいかがでしょうか?
今月は、ポークのバックリブのオーブン焼きをメインに、
ギリシャ料理のすいかを使ったサラダをご紹介いたします。
ポークのオーブン焼きは、スペアリブではなく、バックリブという部位を
使います。バックリブのほうがお肉がたくさんついていて柔らかく、
大変美味。それをマリネしてオーブンで焼くだけの簡単なお料理です。
なるべく火を使わずに作りたい夏のお料理にはぴったりのメニューですよ。
すいかの甘味とフェタチーズの塩気、ミントの清涼感がなんともいえない
美味しさとなるさっぱりとしたサラダと共に、お楽しみくださいね。
ポークバックリブのオーブン焼き
材料(4~6人分)
ポークバックリブ……………………………約1.2㎏(約13本。冷蔵庫で、下記マリネ液に2晩漬け込む)
<マリネ液>
ケチャップ……………………………………200㏄
はちみつ………………………………………大さじ2
クミンパウダー………………………………小さじ3
パプリカパウダー……………………………小さじ1
塩………………………………………………小さじ1
砂糖……………………………………………小さじ1
中濃ソース……………………………………小さじ1
黒こしょう……………………………………小さじ2/3
ウスターソース………………………………小さじ1/2
玉ねぎ…………………………………………1/2個(約100g。すりおろす)
生姜……………………………………………1片(約10g。すりおろす)
にんにく………………………………………1/2片(約4g。すりおろす)
<飾り用>
フリルレタス…………………………………………適宜
作り方
1. 大きめのジッパー付きビニール袋にマリネ液をすべて入れてよく混ぜ合わせる。
2. 1.にポークバックリブを入れてよく揉みこみ、冷蔵庫で2晩マリネする。
3.2を網付きのオーブン皿に並べ、190℃のオーブンで30~40分くらい焼く。
プラスワンINFO
*マリネする時は、時々上下を返して豚肉がまんべんなく漬かるようにしましょう。
*マリネした状態まで作っておくと冷凍保存ができます。その場合は2晩ではなく、
1晩マリネしたらそのままビニール袋ごと冷凍するのがよいタイミングです。
焼くときは自然解凍で。
すいかとフェタチーズの
サプライズな出合い
次にご紹介するサラダはギリシャ料理。
以前登場したギリシャのお酒、ウゾがアクセントとなるドレッシングでいただきます。
◀ ウゾはアニス系の香りがするリキュール。
ウゾを使った過去レシピはこちら
日本ではすいかはデザートとしてそのまま食べることが多いので、
サラダにして食べるという発想のこのお料理をギリシャ人に習ったときは
軽く衝撃を受けました(笑)。
見た目の色合いが可愛いですし、何より簡単で美味しいので是非お試しください。
すいかとフェタチーズのサラダ
材料(4人分)
すいか…………………………………………………1/6カット(種を除き2〜3㎝角に切る)
フェタチーズ…………………………………………200g(1㎝角に切る)
ペパーミントの葉……………………………………1パック分(粗く切る)
黒オリーブ……………………………………………12粒
<ドレッシング>
エクストラバージンオリーブオイル………………大さじ2
赤ワインビネガー……………………………………大さじ1 1/2
ウゾ……………………………………………………大さじ1/2
塩・こしょう…………………………………………適宜
作り方
1. 小さなボウルにオリーブオイル以外の材料を入れてよく混ぜ合わせ、ドレッシングを作る。
2.1の味をみて塩・こしょうを少々きつめに整えてからオリーブオイルを入れて混ぜ合わせる。
3.スイカ、フェタチーズ、ペパーミント、黒オリーブはそれぞれ冷蔵庫で食べる直前まで冷やしておく。
4.食べる直前に冷やしておいた材料とドレッシングを合わせて盛り付ける。
プラスワンINFO
*3のタイミングで材料とドレッシングを合わせると、水分が出てしまい美味しくなくなります。
また、ペパーミントなども退色してしまい、見た目も悪くなります。
合わせるのは直前にしましょう。
*フェタチーズは、今回使ったキューブ状にカットされたものと、大きなブロックのまま売られているものがあります。
キューブ状のタイプがカットする手間が省けて便利なのでオススメです。
recipe&cooking
料理研究家/フードコーディネーター
久須美 光子
東京都港区生まれ。料理は1990年頃より和・洋・中・インドとジャンルを問わず習い始め、2003年に渡豪。シドニーで出会ったギリシャ人女性シェフから、モロッコやトルコを含む地中海料理全般を教わる。帰国後、フードコーディネーター資格を取得し、会員制地中海料理教室をスタート。フランス食品振興会主催コンテストなどでの受賞歴を持ち、数々のメディアで活躍する一方で、最近は男性向け家庭料理教室も開講している。