Season's Home Deli
牡蠣を主役にした冬の海の幸を
バリエーション豊かに楽しむ
食卓に並ぶ手作り料理は、みんなの笑顔のミナモト。
そんなハッピーを呼ぶ口福レシピを提案してくれるのは、
地中海料理をメインとして、世界各国の料理に精通する久須美光子さん。
季節のイベントやシーンにぴったりの、スタイリッシュ＆オリジナリティ溢れるレシピで、
カラダと心においしいエナジーチャージを！
Text by Mitsuko KUSUMI
Photograph by Naoko MATSUNAGA
1月のRECIPE : さまざまな味で楽しむオイスター
このページをご覧くださっている皆様
本年も健やかで素晴らしい一年となりますよう
お祈り申し上げます。
今年もワインにあう楽しいレシピをご紹介できるよう頑張ります！！
よろしくお願いいたします。
今年最初にメインでご紹介するのは、この時期ますます美味しくなる牡蠣。
手軽にできる生牡蠣を楽しむためのソース２種とオーブン焼きの２種で
「旬の牡蠣をさまざまに楽しむオイスターパーティ」はいかがでしょうか？
新鮮な生牡蠣は、オーブンで焼いてももちろん美味しいもの。
是非良い牡蠣を手に入れてお試しになってみてくださいね。
シャンパンはもちろんのこと白ワインがすすむこと間違いなし。
新年会などのお集まりにぴったりですよ♪♪
さまざまな味で楽しむオイスター
材料（6人分）
殻つき生牡蠣…………………………24個
大根……………………………………５㎝（おろす）
＜牡蠣の洗い方＞
１．牡蠣は殻からはずし、ボウルに入れる。
２．1に大根おろしを入れて牡蠣の身が崩れないよう手で優しく混ぜ合わせる。
３．大根おろしが黒くなってきたら丁寧に流水で洗い流す。
POINT
＊牡蠣は大根おろしで洗うと大根が汚れをキレイにとってくれます。
＜生牡蠣用＞
a:カクテルソース
材料
トマトケチャップ……………………………………………1/2ｶｯﾌﾟ
レホール（西洋わさび）……………………………………すりおろし大さじ１
レモン絞り汁…………………………………………………小さじ１
ウスターソース………………………………………………小さじ１
タバスコ………………………………………………………少々
塩・こしょう…………………………………………………適宜
作り方
１．小さなボウルに、塩・こしょう以外の材料を入れてよく混ぜ合わせる。
２．最後に塩・こしょうで調味する。
POINT
＊このカクテルソースは、芝エビやカニをボイルしたもの、
まぐろやほたてのお刺身にもよく合います。
私はタバスコをピリっと効かせた仕上げが好きです。
レホールは大きな瓶詰めよりもチューブで売られているものが手軽で無駄がありません。
b:ビネガーソース
材料
玉ねぎみじん切り……………………………………………大さじ１
赤ワインビネガー……………………………………………大さじ４
作り方
１．小さなボウルにすべての材料を合わせる。
＜オーブン焼き用＞
a:ガーリックパン粉
材料
細引きドライパン粉…………………………………………５０㏄分
にんにく………………………………………………………１片（おろす）
イタリアンパセリ……………………………………………みじん切り大さじ１
作り方
１．オーブンは２２０℃にセットしておく。
２．ボウルに材料すべてを合わせ、牡蠣殻の深い方にのせた牡蠣の上にのせ
１０分ほど焦げ目がつくまで焼く。
b:ブルーチーズソース
材料
ブルーチーズ………………………………………６０g（小さく砕く）
玉ねぎ………………………………………………1/4個（３５g、薄切り）
白ワイン……………………………………………５０㏄
生クリーム…………………………………………５０㏄
牛乳…………………………………………………５０㏄
薄力粉………………………………………………大さじ１
ピザ用溶けるチーズ………………………………適宜
塩・こしょう………………………………………適宜
オリーブオイル……………………………………少々
作り方
１．オーブンは２２０℃にセットしておく。
２．フライパンにオリーブオイル少々を熱し、玉ねぎを透き通るまで炒める。
３．２に薄力粉をまぶし、粉が玉ねぎになじむまで炒める。
４．３に白ワイン、ブルーチーズ、生クリーム、牛乳を加え、ブルーチーズを溶かすようにヘラでつぶしながら煮る。
５．とろみが出てきたら塩、こしょうで調味し、火を止める。
６．牡蠣殻の深い方にのせた牡蠣に５のソース、一番上にピザ用チーズをのせ、
１０分ほど焦げ目がつくまで焼く。
POINT
＊ブルーチーズはお好みのものでかまいません。
ただしチーズにより塩気が違うため、塩・こしょうをする時には必ず味を確かめてから調味しましょう。
