Season's Home Deli

2012.08.01
石臼を使ってスパイスを挽けば

ワンランク上の仕上がりに

 

 

スパイスは手前左からシナモン、赤唐辛子、

中段左からクミン、黒こしょう。上段左からクローブ、カルダモン。

 

石臼は、クロックという名前でネット購入できます。

私は新宿のタイ人向け食材店で購入しました。

 

この石臼の別の用途としては、私がよく使うのは、ドレッシングを作るとき。

ハーブやにんにくなどをまとめて石臼に入れてマッシュします。

ボウルに移して、ビネガーとオイルを加えれば美味しいドレッシングの出来上がりです。

 

あとは、普通に粒のスパイスを乾煎りしてゴリゴリと挽けば、素晴らしく香りが立ち、パウダー状で市販されているスパイスとは別物かと思うほどの極上スパイスになりますよ。

 

ビールが止まらない!!

スパイスカシューナッツ

 

 

スパイスをガツンと効かせたカシューナッツはおつまみに最適!

皆さんにおだしするとあっという間になくなってしまう、人気の高い一品です。

 

材料(4人分)

塩なし生カシューナッツ……………………………200g

塩………………………………………………………小さじ1/2

レッドペッパー・パウダー…………………………小さじ1/2弱

クミン・パウダー……………………………………小さじ1/2弱

ガラムマサラ…………………………………………小さじ1/2弱

オリーブオイル………………………………………1カップ(200ml)

 

作り方

  1. 1.  塩とスパイス3種は、ボウルに入れて混ぜておく。
2. 鍋かフライパンにオリーブオイルとカシューナッツを入れて、火をつける。

(鍋やオイルを火にかけてからカシューナッツを入れると焦げてしまうので注意)

3.  中弱火にし、カシューナッツに色が付き始めるまでかき混ぜながら、じっくりと揚げる。

4.薄い茶色になってきたらペーパーにあげてよくオイルを切り、1に入れて、熱いうちによくまぶす。

 

POINT

* カシューナッツは、そのまま食べられるローストカシューナッツではなく、塩味のない、食材としてのカシューナッツを使用してください。スーパーでは、製菓材料を扱うコーナーやドライフルーツのコーナーで見つけられます。

 

 

 

料理研究家/フードコーディネーター

久須美 光子

 

東京都港区生まれ。料理は1990年頃より和・洋・中・インドとジャンルを問わず習い始め、2003年に渡豪。シドニーで出会ったギリシャ人女性シェフから、モロッコやトルコを含む地中海料理全般を教わる。帰国後、フードコーディネーター資格を取得し、会員制地中海料理教室をスタート。フランス食品振興会主催コンテストなどでの受賞歴を持ち、数々のメディアで活躍する一方で、最近は男性向け家庭料理教室も開講している。

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