Season's Home Deli

2014.10.01

ごはん派にもお酒派にも

大人気のピリ辛炒め

 

次にご紹介するのは、旬のセロリを使った炒め物。

レタスに包んで食べても、ごはんにかけて食べても美味しいおかずです。

ビールもすすむ味付けですよ(笑)。

 

5

 

旬のセロリと豚ひき肉のピリ辛炒め

 

材料(4人分)

セロリ………………………………………………1本(筋をとり、1cm角に切る)

豚ひき肉……………………………………………100g(10分ほど下味をつけておく)

干ししいたけ………………………………………1枚(水で戻したあと軸を取って薄切り)

にんにく……………………………………………1片(みじん切り)

しょうが……………………………………………1かけ(みじん切り)

豆板醤………………………………………………小さじ1/2

ごま油………………………………………………適宜

 

<豚ひき肉下味用調味料>

片栗粉………………………………………………小さじ2

しょうゆ・紹興酒…………………………………各小さじ1

ごま油………………………………………………小さじ1弱

黒こしょう…………………………………………少々

 

<合わせ調味料>

しょうゆ……………………………………………大さじ1

紹興酒………………………………………………大さじ1弱

砂糖…………………………………………………小さじ1

オイスターソース…………………………………小さじ1弱

 

作り方

1.小さなボウルに合わせ調味料の材料をすべて入れて、混ぜ合わせておく。

2.フライパンにごま油を熱し、セロリ、干ししいたけを炒め、一旦器に出しておく。

3.2のフライパンにごま油を足し、にんにくとしょうが、豆板醤を炒め、

香りがでたら豚ひき肉を入れて、ひき肉の色が変わるまでしっかりと炒める。

4.3に2を戻し入れ、ひと混ぜしたら合わせ調味料を入れて炒める。

 

プラスワンINFO

*豆板醤はしっかりと火を入れて炒めることで美味しくなります。

炒めるときにはねるので、やけどに注意してください。

 

 

手作りすればおいしさ倍増

中華料理の定番スープ

 

次にご紹介するのは、ほっとする味のスープ・酸辣湯。

今回は中華スープの本格的な取り方もご紹介しますが、

簡易的に作るには顆粒のスープの素をお湯に溶かしたものでも

充分に美味しくできますよ。

 

6

 

酸辣湯

 

材料(4人分)

スープ……………………1.2L ※下のレシピ参照

豚肉薄切り………………50g(4㎝長さの細切り、調理直前に片栗粉小さじ1をまぶす)

人参………………………4㎝(約40g。4㎝長さの千切り)

えのき……………………1/3束(根本を落としてほぐす)

にら………………………3本(4㎝の長さに切る)

干ししいたけ……………1枚(水で戻したあと軸を取って薄切り)

紹興酒……………………大さじ1

しょうゆ…………………小さじ1

塩・こしょう……………適宜

 

<仕上げ>

水溶き片栗粉(水1:片栗粉:1で大めに作っておく)

鎮江香酢…………………大さじ1~

ラー油

 

作り方

1.鍋にスープを沸かし、豚肉、にんじん、干ししいたけを入れて煮る。

2.アクを取りながら5分くらい煮たら残りの野菜を入れ、紹興酒、しょうゆ、塩・こしょうで

少し濃いめに調味する。

3.5分ほど煮たら、水溶き片栗粉で好みのとろみをつけ、一旦火を止める。

4.仕上げの鎮江香酢を入れて、一度沸騰させてから火を止める。

5.器にそそぎ、お好みで鎮江香酢とラー油、こしょうを入れる。

 

本格中華スープ(出来上がり2L強)

豚もも肉……………………………………200g(ひき肉にする)

鶏ささみorムネ肉…………………………300g(ひき肉にする)

長ネギ………………………………………20cm(青い部分も使用)

しょうが……………………………………3cmくらいの大きさ10g(薄切り)

水……………………………………………3L

 

作り方

1.大きな鍋にひき肉を入れて手でかき混ぜる(火をかけない)。

2.水を徐々に入れて、手でかき混ぜながら、ひき肉と一体化させる。

3.すべて水を入れたら、長ネギとしょうがを加え強火にかける。

4.沸騰直前までゆっくりと木べらでかき混ぜる。

5.沸騰直前でかき混ぜるのをやめて中火にする。

6.鍋の表面にひき肉が浮いてきて固まってきたら、表面に菜箸で穴をあける。

7.弱火にし、ふつふつと弱く沸騰した状態に保ちながら30分くらい煮る。

8.布やリードペーパーなどを使ってザルをつかって静かに漉す。

 

プラスワンINFO

*肉類は、脂の少ない部位をフードプロセッサーでひき肉にするのがベストですが、

売られているひき肉をそのまま使ってもOKです。

*スープをとったあとのひき肉にはうまみも味もないので、再利用するのは

オススメしません。

*出来上がったスープは製氷皿に流して冷凍庫で固め、バラバラにしてからジッパー付のビニール袋に

いれて冷凍保存しておくと、少量ずつ使うのに便利です。

 

(文・ 久須美光子 写真・松永直子)

 

recipe&cooking

料理研究家/フードコーディネーター

久須美 光子

東京都港区生まれ。料理は1990年頃より和・洋・中・インドとジャンルを問わず習い始め、2003年に渡豪。シドニーで出会ったギリシャ人女性シェフから、モロッコやトルコを含む地中海料理全般を教わる。帰国後、フードコーディネーター資格を取得し、会員制地中海料理教室をスタート。フランス食品振興会主催コンテストなどでの受賞歴を持ち、数々のメディアで活躍する一方で、最近は男性向け家庭料理教室も開講してい

る。

関連記事一覧