Season's Home Deli
引き立てるスパイスヨーグルト
次にご紹介するのは、ヨーグルトベースのライタ。
カレーやビリヤニにかけても、サラダとして単品で食べても美味しいものです。作る人によって入れるスパイスや野菜はさまざまで、自由。
今回はシンプルに仕上げてみました。
是非お試しくださいね。
ライタ
材料(4人分)
無糖プレーンヨーグルト…………………………………………………200㏄
水………………………………………………………………………………50㏄
クミンパウダー、カイエンヌペッパー、ガラムマサラ、塩…………各ひとつまみ
きゅうり、トマト……………………………………………………………各適宜
作り方
1.小さなボウルに上記材料をすべて入れよく混ぜ合わせる。
プラスワンINFO
*加えるスパイスは、クミンとカイエンヌペッパー、塩だけでもOK。
野菜は、他に玉ねぎのみじん切りやパクチーを入れるのも美味しいです。
マスタードシードで仕上げる
インド定番のポテト料理
最後にご紹介するのは南インドでよく用いられるマスタードシードを使った
香ばしい香りのするじゃがいものサブジ。
サブジとは炒め物の意味で、副菜として楽しまれています。
これも簡単にできるものなので、作ってみてくださいね。
南インド風じゃがいものサブジ
材料(4人分)
じゃがいも……………………………………………………………500g
(皮をむいて2-3㎝角に切り、電子レンジで楊枝が通るくらいまでゆでる)
玉ねぎ…………………………………………………………………1/2個180g(繊維に沿って薄切り)
赤唐辛子………………………………………………………………2本
マスタードシード、ターメリックパウダー、ガラムマサラ……各小さじ1
カイエンヌペッパー…………………………………………………小さじ1/4~1/3(好みで調整)
塩………………………………………………………………………少々
オリーブオイル………………………………………………………50㏄
作り方
1.ゆでたじゃがいもはボウルに移し、マスタードシードと塩以外のスパイスをまぶしておく。
2.フタ付きのフライパンを用意し、オリーブオイル、マスタードシードと赤唐辛子を入れてフタをし、火をつけ中弱火にする。
オリーブオイルを熱してからマスタードシードと赤唐辛子を入れると焦げるので注意。
3.マスタードシードがパチパチとはじけ始めたら弱火にし、はじける勢いが弱くなったらフタを外して玉ねぎを入れる。
4.3の玉ねぎが薄く色づいたら、1のじゃがいもを入れる。スパイス類がボウルに残っていたらそれも入れる。
5.4に塩を加えひと混ぜしたら、フタをして弱火で約15分、蒸らすように火を入れる。
6.時々かき混ぜながら、ところどころ焦げ目がつくまで火を通す。
7.味見をし、塩味を調えて火からおろす。
プラスワンINFO
* このサブジにもライタはよく合います。
recipe&cooking
料理研究家/フードコーディネーター
久須美 光子
東京都港区生まれ。料理は1990年頃より和・洋・中・インドとジャンルを問わず習い始め、2003年に渡豪。シドニーで出会ったギリシャ人女性シェフから、モロッコやトルコを含む地中海料理全般を教わる。帰国後、フードコーディネーター資格を取得し、会員制地中海料理教室をスタート。フランス食品振興会主催コンテストなどでの受賞歴を持ち、数々のメディアで活躍する一方で、最近は男性向け家庭料理教室も開講してい
る。