Season's Home Deli
“しょっぱ甘さ”がクセになる
オトナ風味の絶品カナッペ
次にご紹介するのは、レーズンバターを使ったフィンガーフード。
巷で話題になっているナッツのはちみつ漬けを使います。
今回はくるみで作りましたが、アーモンドなどの入ったミックスナッツでもOK!
とっても簡単で美味しいカナッペですので、ぜひお試しください。
レーズンバターとはちみつ漬けくるみ、生ハムのカナッペ
材料(4人分)
塩なしクラッカー…………………………………16枚
はちみつ漬けくるみ………………………………16粒
レーズンバター……………………………………直径3cmを4cm厚さ分(16個に分ける)
ハモンセラーノ生ハム……………………………4枚
セルフィーユ………………………………………少々
作り方
1.クラッカーにくるみ、生ハム、レーズンバター、トップにセルフィーユを飾る。
<くるみのはちみつ漬け>お好みの瓶の量
材料
無塩の素焼きくるみ…………………………瓶に入る量
お好みのはちみつ……………………………瓶に入れたくるみが浸る量
作り方
1.くるみは、160℃のオーブンで10分ほど焼く。
2.1の熱が完全に取れたら瓶に詰め、はちみつを注ぐ。
3.室温で1日以上寝かせる。
プラスワンINFO
*他のミックスナッツで作る場合も、無塩のものを選びましょう。
持ち寄りにもおすすめ
ココナツオイルのヘルシーケーキ
最後にご紹介するのは、ラム酒漬けにしたレーズンを使ったパウンドケーキです。
バター不使用なので軽く、代わりに使ったココナツオイルの香ばしい香りが楽しめます。
今回は、小さめの型2つを使って可愛らしいサイズに焼いてみました。
この大きさはお友達へのプレゼントにちょうど良いので、持っておくと便利ですよ。
ラム酒漬けレーズンとくるみのパウンドケーキ
材料(13cm×6cm×5cmのパウンドケーキ型2本分=18㎝×8㎝×6cm1本分)
薄力粉……………………100g(ベーキングパウダーと一緒にふるっておく)
きび砂糖…………………60g(グラニュー糖でも可)
ココナツオイル…………40g (固まっている場合はレンジで溶かす)
塩なし素焼きくるみ……40g(160℃のオーブンで10分空焼き、粒の大きいものは半分に砕く)
ラム酒漬けレーズン……40g(干しブドウ40gをラム酒50ccに1晩以上漬ける)
卵…………………………2ケ
牛乳………………………大さじ1
ラム酒……………………小さじ1(ラム酒漬けレーズンのレーズンを引き上げた残りのラム酒を利用)
ベーキングパウダー……小さじ1
粉糖………………………少々
作り方
1.オーブンは180℃にセットしておく。
2.大きめのボウルに卵を電動ミキサーで撹拌し、砂糖を3回に分けながら加えて撹拌、
牛乳、ラム酒、ココナツオイルの順で撹拌しながら加えていく。
3.2に薄力粉とベーキングパウダーを加えたらゴムベラに替えて混ぜる。
4.3にくるみとレーズンを加えて混ぜ合わせる。
5.型の内側に刷毛でココナツオイル又はグレープシードオイル大さじ1(分量外)を塗り、
4の生地を流し込んでから底をたたいて空気を抜く。
6.オーブンに入れて30分ほど焼く。
7.いただく時に粉糖をかける。
プラスワンINFO
* 焼き始めて約10分後に生地の中央部分にナイフで切れ目を入れると、
膨らんだ時にきれいな割れ目ができます。
(文・ 久須美光子 写真・松永直子)
recipe&cooking
料理研究家/フードコーディネーター
久須美 光子
東京都港区生まれ。料理は1990年頃より和・洋・中・インドとジャンルを問わず習い始め、2003年に渡豪。シドニーで出会ったギリシャ人女性シェフから、モロッコやトルコを含む地中海料理全般を教わる。帰国後、フードコーディネーター資格を取得し、会員制地中海料理教室をスタート。フランス食品振興会主催コンテストなどでの受賞歴を持ち、数々のメディアで活躍する一方で、最近は男性向け家庭料理教室も開講している。