HAPPY GARDEN DIARY
春の野花いっぱいの
ハンギングバスケット
次にご紹介するのは、ハンギングバスケットを使ったエントランスフラワー。
慣れていない方は、下の写真のような専用プランターを使うのがおすすめです。
園芸店やホームセンター、インターネット通販などで購入でき、約1,000円〜で手に入ります
(容器素材やサイズによって違いアリ)。
ハンギングバスケットの植えかたのプロセスやポイントについては、
2015年7月の記事「夏を楽しむ華やかガーデニング」を参考にしてください。
今回はやはり春を意識して、パステルカラーの小花を中心にセレクトしました。
プリムラ、ビオラ、ネメシア、アリッサムといったこの時期定番の植物をリズミカルにレイアウト、
チョコレート色のカラーリーフ、キンギョソウ(銅葉)と、アイビーをアクセントに加えています。
春の野原を思わせるような飾らない雰囲気も、草木が芽吹く季節の気分にぴったりです。
紅葉した多肉植物の
フレームアレンジをドア飾りに
最後にもうひとつ、以前に紹介した多肉植物の「アフター」の活用例をご紹介。
こちらは2015年9月の記事「表情豊かな多肉植物でアートな演出を楽しむ」で作った
多肉植物のフレームアレンジメントです。
下の写真(左)がそのときのものですが、これが冬の寒い期間を経て、右下の葉が赤く染まっています(右)。他の植物も心なしか色が変化し、イメージの変化をお分かりいただけるのでは。
植物を“愛でる”だけでなく“育てる”楽しみのあるガーデニングは、
こうした変化を目の当たりにできるのもうれしいポイント。
なかでも多肉植物はローメンテナンスなので、ぜひ挑戦してみてください。
(文・原口りう子 写真・松永直子)
ガーデニングデザイン:
有川宗子(ありかわ もとこ)
東京都出身。JGS公認ガーデンコーディネーター、ガーデニング歴20年。
株式会社3Films ガーデニング部所属。個人の庭やベランダ、幼稚園の園庭花壇の植栽などを手掛けている。http://3films.com/garden/