HAPPY GARDEN DIARY
母の日に贈る
フラワーバスケット
5月第2日曜日は「母の日」です。女性にとって、もらってうれしいのがお花。そこで今月は母の日を意識し、ナデシコ、ミニバラ、洋ランなど、季節に合わせた植物を使った寄せ植えギフトをご紹介します。
カーネーションのかわりに
ナデシコで「ありがとう」の気持ちを
母の日といえばカーネーションですが、今回メインで使ったナデシコは、カーネーションと同じナデシコ科ナデシコ属の同族種。ヨーロッパ原産の花がカーネーションとして広まったとされ、いわば姉妹のような関係です。最近は「なでしこジャパン」の活躍もあって、より知られる花となりました。
最初にご紹介するのは、そんなナデシコを使った寄せ植えバスケットです。
メインは2種類のナデシコ(ダイアンサス)。かわいらしく控えめな花なので、あえて手前に置くことで存在感をアピールします。奥に背の高いデルフィニウムを置き、色のアクセントに2色のメネシアをプラス。さらに珍しいチョコレート色のクローバーや、シルバーリーフのモクビャッコウを添えて、全体を大人っぽくシックにまとめました。
このダイアンサスは四季咲き。夏は開花を休みますが、秋にはまた花を咲かせます。途中、新しく伸びた芽を2〜3㎝切り取り、挿し木用の土に挿して新しい花を楽しむこともできます。
プレゼントの場合は、かわいい形のピックやリボンで飾り、手入れのアドバイスなどをメモしたカードを忍ばせておけば、さらに喜ばれそうです。