HAPPY GARDEN DIARY

2016.01.13

多肉植物の個性を生かすには

シンプルなガラスびんが最適

 

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次に紹介するのは、ガラス製の密封びんを使ったテラリウム。

中に入れたのは、多肉植物です。

びんのサイズにあわせ、大きいものはひと枝分を使うなど、調整して使用。

用土は底に根腐れ防止材のミリオンを敷き、その上に多肉植物用の専用土を入れています。

 

 

(左)用意した多肉植物は5種類。小さいながらも存在感があるのが特徴。(右)今回は、主に食品保存に使う密閉びんを利用。ふたを閉めた状態でも開けたままでも使える

(左)用意した多肉植物は5種類。小さいながらも存在感があるのが特徴。(右)今回は、主に食品保存に使う密閉びんを利用。ふたを閉めた状態でも開けたままでも使える

 

 

あとは最初のテラリウム同様、全体のバランスを考えながら、植えつけ。

多肉植物は葉がぽろぽろと落ちやすいので、入れる際は先の細いピンセットを使うのがおすすめです。

 

 

先の細いピンセットは、テラリウム作りの必需品

先の細いピンセットは、テラリウム作りの必需品

 

 

多肉植物は落ちた葉から簡単に増やすことができるので、 そうしたものを利用するのも手

(参 照記事 2014.11.14  「表情豊かな多肉植物をスタイリッシュに楽しむ」)。

土が乾いてきたら、全体が湿る程度に水やりをします。

ジャーサラダブームでいくつも買ったけれど、結局、びんが余ってしまって……という方もぜひ。

 

 

 

ビーチでの思い出を

クリエイティブなインテリアに

 

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最後に、エアプランツを使ったテラリウムを。

エアプランツは、室内の空気に含まれるわずかな水分を効率よく栄養にできる植物。

根がなく、土なしでも育つので、これまで紹介した2つのテラリウムのように土にこだわる必要も一切なく、ビジュアル重視、インテリア感覚で選べます。

また、手入れも簡単。水やりもたまに霧吹きするだけで十分です。

 

今回はガラスの空きびんに、旅行先から持ち帰ったビーチの砂を敷いてエアプランツを置き、

さらに貝殻を飾りました。

このように、植物だけでなく、小物を一緒に入れることで、世界観が広がるのもテラリウムの魅力。

ミニチュアフィギュアなどもプラスすれば、ストーリーのある世界を演出できます。

さらにグラスや電球など、容器にもこだわって、

世界にひとつだけのオリジナル・テラリウムを作り上げてください。

 

(文・原口りう子 写真・松永直子)

 

 

ガーデニングデザイン:

有川宗子(ありかわ もとこ)

東京都出身。JGS公認ガーデンコーディネーター、ガーデニング歴20年。

株式会社3Films ガーデニング部所属。個人の庭やベランダ、幼稚園の園庭花壇の植栽などを手掛けている。

http://3films.com/garden/

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