HAPPY GARDEN DIARY

2015.09.09

葉が取れやすい多肉植物は

増やすことでさらに楽しめる

 

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最後にご紹介するのは、多肉植物のプチ寄せ植え。

伸び過ぎた茎の切り戻し部分や、株分けして根がついていない茎を使って作ります。

 

短い茎は、挿しやすくするため、園芸用ワイヤーで補強、

あとは通常どおり、鉢やカップに、専用土と根腐れ防止剤を入れ、挿していくだけ。

ワイヤーで茎が固定されているので、初心者でも作りやすいのも、この寄せ植えの特徴。

多肉植物は乾燥が好きなので、茎の切り口は乾かしておくことも大切です。

 

 

短い茎は極細のワイヤーを巻くだけで、挿しやすくなる。

短い茎は極細のワイヤーを巻くだけで、挿しやすくなる。

 

水はけ用の穴が開いている場合は、専用土のみでOK。そうでない場合は、根腐れ防止剤をプラスします。土を入れたら、後はバランスを見ながら挿していくだけなので簡単。

水はけ用の穴が開いている場合は、専用土のみでOK。そうでない場合は、根腐れ防止剤をプラスします。土を入れたら、後はバランスを見ながら挿していくだけなので簡単。

 

 

また、多肉植物は扱う際に葉がぽろぽろと落ちますが、落ちた葉は、下の写真のように、土の上に置いておくだけで、茎や葉の付け根から根がでてきて増やすことができます(葉挿し)。

 

植えなくていいの? とお思いの方もいらっしゃると思いますが、本当に置くだけ、のせるだけでOK。湿気があまり好きでない多肉植物は、水やりも控えめに、土がしっかり乾いたところで次の水やりを行うことが大事。ある程度放っておくこともまた、愛情というわけです。

 

 

落ちた葉は捨てずに、土の上にのせ そのまま放置しておくと、 約1か月ほどで根が出てきます。

落ちた葉は捨てずに、土の上にのせ
そのまま放置しておくと、
約1か月ほどで根が出てきます。

 

 

このように多肉植物は簡単に増やせるので、
たくさん増やしてさまざまなアレンジを楽しんでください!

 

(文・原口りう子 写真・松永直子)

 

ガーデニングデザイン:

有川宗子(ありかわ もとこ)

東京都出身。JGS公認ガーデンコーディネーター、ガーデニング歴20年。

株式会社3Films ガーデニング部所属。個人の庭やベランダ、幼稚園の園庭花壇の植栽などを手掛けている。

http://3films.com/garden/

 

 

 

 

 

 

 

 

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