FLOWER WARDROBE

2012.08.22

ナチュラルな動きを生かした

秋色のガーデンブーケ

 

 

次に、見た目にもクールな縦長の錫の花器を使い、“投げ入れ”手法によるアレンジメントをご紹介します。

 

オアシスを使わず、花器にそのまま花材をさしていくこの手法は、花や葉の持つ流れをそのまま生かした動きのあるデザインが楽しめ、リラックスした雰囲気を演出するのにもぴったりです。

 

色の取り合わせはメインのアレンジメントと同様、晩夏を意識したシックな色を中心にセレクト。なかでもひときわ印象的なのが、チョコレート色のコスモス。大胆に長さを出して使うと、まるで蝶々が舞っているかのよう。風に揺れるリズミカルな動きが、落ち着いた雰囲気に、躍動感を与えてくれます。

 

Flower Material

チョコレートコスモス/トルコギキョウ(アンバーダブルマロン)/スプレーバラ(シューティングスター)/秋色アジサイ/アイビー/ブドウ/ブラックベリー/ジニア

 

point

花留めとして

秋色アジサイを活用

 

 

今回は、花の固定用にオアシスを使わず、秋色アジサイを花留めとして使いました。

花器の口全体を秋色アジサイで覆い、その間から花々をさしていきます。アジサイは花留めとしてはもちろん、デザインの一部にも使える使い勝手のいい花材です。

 

 

関連記事一覧