FLOWER WARDROBE
2月の部屋と心を彩る
シーズンアレンジメント
春の球根植物をフィーチャーした春待ち気分のアレンジメントを紹介します!
バレンタインデーにもぴったり
技ありのフラワーギフト
新しい年がスタートしてはや1ケ月。まだまだ厳しい寒さを感じつつも、2月の声を聞くと、徐々に雪どけの春待ち気分が高まってくるというもの。
そこで今回は女性たちにとっての大切なシーズンイベント、バレンタイン・デーをイメージしたギフト風アレンジメントと、春の球根植物を使って部屋に春を呼び込むアレンジメントを紹介したいと思います。
まず提案したいのは、キュートなハンドバッグ型アレンジメント。
トートタイプのバッグを意識してオアシスを台形にカットした後、ゲイラックスを幾重にも重ね、ピン留めしたものをベースにしています。ピンと同じイメージでセレクトしたハンドルもかわいらしいアクセントに。
花の量は欲張らず控えめにするのが、全体をバランスを保つコツ。存在感のあるバラをメインに、かわいらしいスイセンやブルースターやオーガンジーのリボンを使って、軽やかな印象になるよう心がけました。
実はこのアレンジメント、オアシスが大きいため、たっぷりと水分をキープでき、花の持ちがいいのも魅力。
ゲストルームに飾っておいて、帰りにプレゼント……なんていうサプライズギフトにもぴったり。
今年は単なるチョコレートのやりとりだけでなく、大人の心配りを感じるこんな上級ギフトに挑戦してみませんか。
Flower Material
バラ(サムライ)/スプレーカーネーション/スイセン(ペーパーホワイト)/ゲイラックス/ブルースター/ルスカス/ワイヤープランツ
絵画のような
個性派カラフルアレンジメント
次にご紹介するのは、ユニークな扇型の白いベースを使ったカラフルでリズミカルなアレンジメント。
扇型のカーブに合わせて空いた8つのホール部分から飛び出すように出た花々が春の彩りとともに、躍動感をも感じさせてくれるモダンなアレンジメントです。
春はスイセンやフリージアといった球根植物が多く登場します。そんな球根植物の茎の伸びやかさを生かすため、ある程度空間を持たせたレイアウトとすること、また、個性的な花器に負けないよう、扇型を描く放射線状のアウトラインを意識することが、バランスよく見せるポイントです。さらにニューサイランの葉で作ったリングも、全体をよりやさしい印象に見せてくれる絶妙なアクセントとして効いています。
まるで立体絵画のようなアレンジメントは、奥行きのないスペースにもぴったり。幅の狭いキャビネットやサイドボードの上などに飾ると効果的です。
Flower Material
スイセン/ラナンキュラス/スプレーカーネーション/スプレーバラ/フリージア/スプレーデルフィニューム/ゲイラックス/ニューサイラン/モッコウバラのツル