FLOWER WARDROBE

2013.09.25
ハロウィンバーティの主役に

なりそうな花束風アレンジメント

 

 

最初に紹介したのは、ストレートにハロウィンを印象づけるアレンジメントでしたが、同じハロウィンカラーを使いつつも、こうした花束風にすると、雰囲気が一転。ハロウィンを連想させつつも、洗練されたバーティ・アレンジメントに生まれ変わります。

 

あえて直接的なアイテムを用いず、セッカヤナギ、ベニスモモ、黒い花器やシナマイなどでお化けの世界をさりげなく表現。それに、オレンジと赤のバラやガーベラがアクセントになって、華やかな彩り溢れる豪華なアレンジメントになりました。

 

花々は凹凸を付けるようにさし、程よい空間と絶妙なバランスを確保したことで、秋風が通り抜けていくような季節感をも感じ取ることができます。

 

Flower Material

バラ(カルピデューム、チョコチーノ)/ガーベラ/セッカヤナギ/タケニグサ/ベニスモモ/セダム/ドラセナ(パープルコンパクター、アトム)/ヤツデ

 

 

ハロウィンの夜をほのかに照らす

大人可愛いキャンドル飾り

 

 

ハロウィンの夜というと、ジャック・オ・ランタンが定番ですが、大人のハロウィンパーティにおすすめしたいのは“魔女鍋”をイメージしたキャンドル・アレンジメント。

 

ハロウィンは、魔女達の魔力が最も高まる日であるとも言われます。いつもは夕方まで寝ている魔女たちも、早起きし、大鍋を火にかけ、魔法の薬づくりに精を出すのだとか。そんなお話からヒントをもらい、花器として使用したのは鉄の鍋。センターにオレンジの太いキャンドルを設え、秋色の花や実を飾りました。このように太めのキャンドルの場合、周りに飾る花は低めかつ隙き間なく密に挿すことで、キャンドルの存在感をより強調することができます。

 

遠慮がちに挿したリンドウのブルーと、こうもりのピックも絶妙のアクセント。ベランダや玄関はもちろん、鍋を使っているので、キッチンやテーブルの上などに飾るのもおすすめです。

 

Flower Material

バラ(ジプシー・キュリオーサ、チョコチーノ)/アジサイ/ビバーナムの実/リンドウ/キイチゴの葉

 

フラワーアレンジメント:恵泉フラワースクール

小段壽子

恵泉園芸センター http://engei-center.keisen.jp/

 

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